鬼才・松田稔の想いを、
新技術「プラズマライズが叶えた」。
風と潮の抵抗を受けながらもマキエの帯から
仕掛けをずらさないために欠かせない道糸の「潮馴染み」。
そして、繊細なライン操作を容易にする「水キレ」。
この「水キレと潮に噛む」という相反する特性【撥水と親水】の融合を、
新テクノロジー「プラズマライズ」が実現。
松田の言う「浮きすぎてもアカン、沈みすぎてもアカン」理想の状態を造りだせる道糸。
釣り人が思いのままに仕掛けを送り込み、操れる道糸。
「釣れた」のではなく「釣る」ために、松田スペシャルは進化した。
TECHNOLOGY
001
撥水化技術と
親水化技術の複合
均一で高密度の大気圧プラズマを糸に処理する特許製法(特許4611409号/特許5946119号など)を採用。「撥水部」と「親水部」の相反する特性を、交互に付与する新独自技術を確立。操作性に優れながら、水をしっかりと掴んで馴染みに易いという、相反する性質を共存させることが可能となりました。さらにこれらの特性は、従来加工の4〜5倍以上の耐久性があります。
TECHNOLOGY
002
高い強度バランス
今作では、単なる復刻版の再現に徹するだけでなく、初代から20年以上に渡り培ってきた紡糸技術を活かし引張(直線)強度と結節強度のいずれもが高い水準であることを目指して設計されました。釣糸は、溶融した樹脂を冷却固化し、加熱しながら延伸することで高い物性を得ることができますが、延伸するほど引張強度は高くなり結節強度は低くなるという相反する性質があります。松田スペシャルは、初代の開発コンセプトを引継ぎ、引張強力に対して約80%以上の結節強力を保持することに成功しました。
TECHNOLOGY
003
高い操作性
松田スペシャル競技では、操作性に優れた硬さを得るために、原糸段階から硬さの設計を変えています。ナイロンハリスの硬さを目標に、道糸として扱い易い適度な硬さに設定しました。
TECHNOLOGY
004
塩結晶の抑制
「キズがつきにくい」
潮馴染みを良くするために親水性だけを付与すると海水が糸にまとわりつき、海水が乾燥すると塩の結晶となり、結晶の鋭利なエッジによって糸にキズがついてしまい性能劣化につながります。撥水性を部分的に付与した松田スペシャルは、潮馴染みを良くしながらも、余分な海水の付着を低減することができます。
下図左は大気圧プラズマ技術によって撥水部分と親水部分を交互に付与した糸、下図右は原糸で、使用により従来技術のコーティングが剥がれた後と同等の糸です。72時間、海水と同等濃度の塩水に浸漬した後、スプールに巻き取って乾燥させた糸です。一目瞭然の結果となりました。
TECHNOLOGY
005
唯一無二のカラーを
完全実現
今作では、初代・松田スペシャルの唯一無二のカラーを完全再現。 20パターン以上の試作を繰り返し、カラーを再現しつつ物性に影響を与えない配合を追求しました。
1994年に発売された記念すべき初代・松田スペシャル「シグロン 松田スペシャル」
試行錯誤した開発工程サンプル
松田スペシャル
(特製ハードケース・スプールステッカー入)
限定発売
ラインナップ
号柄 | 標準直径(mm) | メーカー希望小売価格 |
---|---|---|
1.5 | 0.205 | ¥5,000 |
1.75 | 0.220 | ¥5,000 |
2 | 0.235 | ¥5,000 |
2.5 | 0.260 | ¥5,000 |
3 | 0.285 | ¥5,000 |