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真冬の仙台湾ディープクロソイゲーム

2016.2.22

スタッフ

  • 名前:吉田博史
  • 日時:2016年2月16日・20日
  • 場所: 秋田県・ 仙台湾
  • 釣果:クロソイ、アイナメ、メバル、マダラ

先週は16日と20日の二日間、真冬の仙台湾ロックフィッシュガイドに行ってきました。
この時期のターゲットは、メインはクロソイ、その他は、アイナメ、メバル、マダラ、スケソウダラが狙えます。

クロソイは、ジギング、タイラバでも狙えますが、この二日間はシャッドテールワームのテキサスリグオンリーで狙いました。

ジギング、タイラバ、4”クラスのワームのテキサスリグを使うと、クロソイ以外のアイナメ、メバル等が混じってくれるのでアタリの数は多くなりますが、5”クラスのボリュームのあるシャッドテールワームのテキサスリグを使うと、比較的サイズのいいクロソイに狙いを絞って釣りをすることができます。

そしてこの二日間は、ヘッドシェイカー5”を初投入できたので、そちらのテストも楽しみでした。

釣り方は、水深20m~55mくらいの根回りで、垂直にテキサスリグを落とし、着底したら10m~20mほどゆっくり巻き上げ、アタリがなければ再度ボトムまでフォールさせて、ゆっくり巻き上げて、を繰り返します。

クロソイの食い方はラージマウスとほぼ同じで、大体の場合、一発でリグ全部を吸い込みます。
ただ、顎の噛みしめる力が以上に強いので、中途半端なアワセではシンカーごとリグが口の中に入っているだけでフッキングせず、クロソイが違和感を感じて口を開くと同時にリグがそのまま出てきてしまいます。

アワセのイメージは、力強いスイープフッキングで、噛みしめている口をシンカーでこじ開けてフックをずらしてフッキングさせる感じです。
そのため、クロソイが咥えたときに違和感を感じさせないように張りが強すぎず、口をこじ開けてフッキングさせるトルクとパワーが必要な為、グランフューリーのようなロッドがベストマッチです。

また、一度フッキングミスしたクロソイは、フックが刺さったりしていなかった場合には、一度食った餌が逃げたと思い、2度、3度とバイトしてくるので、フッキングミスしたら即座にラインをフリーにしてフォールさせることで、セカンドバイト、サードバイトも取ることができます。

深いとはいえ、根越しに掛かることも多いので、リーダーはブラックストリームの6号~8号、メインラインはPEで、1.5号~2号が安心です。
フックは、昨年発売されたキロフックマグナム#6/0のゲイブ幅と強さがベストで、シンカーストッパーは必需品です。

更に、クロソイにはフラスカートやブレイドの輝きのアピールが有効なので、ZAPPUのサスカート&ツインブレードも装着します。
ワームは初めて投入したヘッドシェイカーがいい仕事をしてくれましたが、スタッガー等も実績の高いワームです。

真冬の東北なので、出船できるときも少ないのが現状ですが、産卵期に入ってくる12月後半から4月上旬までは楽しめますので、これからもジギングやタイラバも交えて楽しんでもらいたいと思います。

タックルデータ

ブラックストリーム

ロッド:ZAGC-73 グランフューリー
リール:ビッグシューター
ルアー:ヘッドシェイカー5”+EGタングステンシンカー2ozのテキサスリグ(フック:キロフックマグナム#6/0,シンカーストッパーとZAPPUのサスカート&ツインブレードも装着)
ライン:スーパーブレイド5(1.5号)
リーダー:ブラックストリーム(8号)