誤った保管方法は製品の劣化を早めたり、救命胴衣としての機能を損ねる恐れがあります。絶対にお止め下さい。
車内に放置したり、直射日光のあたる場所、温度の上昇の激しい場所、ストーブやヒーターの近くには置かないでください。
湿気の多い場所や水や雨に濡れたままで保管しないでください。
また寒暖差の激しい場所では保管しないでください。充気装置内の結露が原因でセンサーが作動する恐れがあります。

釣りという状況の中、ライフジャケットへのダメージは激しいもので、紫外線によってカバー生地やベルトが焼けてしまっていると、膨張時に気室が体から離れてしまう可能性があります。
またカバーにはワッペンやピンなどを付けないようにしてください。
手動引手索・バックル・アジャスターなどのパーツにも損傷がないかを必ずチェックしてください。
パーツ類に破損等がある場合は、販売店へご相談ください。

膨張式ライフジャケットはボンベから出た炭酸ガスで気室が膨らみ浮力体になります。もしも気室に穴が開いてしまっていると、とライフジャケットとしての機能を失ってしまいます。
釣りバリの小さな穴でもライフジャケットは使用できなくなりますので、気室がしっかり膨らむか定期的に空気を入れるなどしてご点検ください。
補助送気管は、劣化や損傷、ひび割れはもちろん、キャップが取り付けられていることも点検します。
さらに口で空気を送り込み、正常に送気できるかを確認してください。

充気装置の中で、有効期限が記されているのが、充気装置中の「ボビン」または「カートリッジ」です。
ボビン・カートリッジの日付は製造年月となります。日付より約3年が使用期限の目安となります。
充気装置は使用環境・保管条件及び使用方法によって、使用期限が変化します。3年はあくまで目安であり、使用期限を保証するものではありません。