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- 神奈川県
H-1グランプリ2016 第一戦相模湖
2016.4.27
スタッフ
- 名前:高橋 洋一
- 日時:2016年4月24日
- 場所: 神奈川県・ 相模湖
- 釣果:ブラックバス
4月24日H-1グランプリ第一戦 相模湖へ参戦。
取材の関係で前日プラクティスなしで挑んだ第一戦。
ハードベイトオンリーという大会ルールでありながら約145名の参加者があり、とても人気のあるトーナメントとなったH-1グランプリ。
前日は初夏のような陽気で気温に伴い水温も上昇、プラクティスをしている選手達からは景気の良い話が多かった。しかし、前日の気温25℃から一転朝は14℃まで下がり、さらに雨と東の冷たい風により気温はさらに下がっていった。
同時期の過去データを考えてもお立ち台へ絡む予想ウェイトは2500g~3000gといったところだと考え、さらに雨と風によりサイトフィッシングが困難な状況も考慮するともっと低ウェイト戦になる可能性もあると考えていた。
6時30分スタートフィッシング。
まずはスポーニングに絡む魚がいち早くシャローにさし上がるであろう吉野ワンドを目指す。前日プラクティスを行っていないためプリスポーン、ミッドスポーン、ポストスポーンのいづれかを見つけ状況把握を行った。吉野ワンドの状況によってエリアやタイミングを計る効率的な状況判断を行えると考えた。
この日のは前日23日の大潮後の中潮。タイドグラフの高低差も小さくダラダラとした潮回り。スタートした6時30分の時点では6時の満潮からの下げ初めというタイミングで最初のヤマは下げ3分の7時30分~8時ごろだと考えていた。第2のヤマは下げ7分の10時~10時30分ごろ。この2点を基準にプリスポーニングがシャローへ上がり1000g~2000gのメスを捕るならこのタイミングだと考えていた。
145人のエレキ戦ということを考えるとエリアバッティングが多発するだろうと考え、最初にキッカーフィッシュを捕りに向かった。吉野ワンドでは小さなオスは確認できたのだが、メスらしき個体が確認できずワンド全体を目視してから対岸のワンドである揚沢ワンドに向かった。揚沢ワンドにはめずらしくヘラ師がおらずワンド内のバスのポジションを見て回ることができた。この日のバスのポジショニングキーワードが2つ。それは「ワンド」と「垂直岩盤」。
タイミング的にオスは上がっていてメスを待っている状況で沖にはメスが浮いていた。この“沖”がメスのキーで多くの選手がボートをポジションするところに浮いていたので、私がメスを狙っていても選手が通る度にメスが沈み、浮いてくるのを待ってアプローチしていた。
それでも何とか食わせて1400gクラスのメスをライブウェルに納めることができた。
この時間が前述した最初のヤマである“下げ3分の8時”であった。その後はベッドを作る前のオスを2本キャッチしてバックリミットを揃えて2000gを超えた。
その後、第2のヤマである下げ7分の10時を迎え最初のヤマであったそれよりも多くの魚が上がってきたことを確認。ただ、水温が低く3mほどの水深でウロウロとしていたり、ベッドを作ってメスを待っていたりと私の入っていたエリアには狙っていた大型のメスは上がってこなかった。それでも10時~13時で6本を釣り2回入れ替えて全9本を釣って2500gまでウェイトアップ。
バッテリーが弱ったところで帰着時間を迎えた。最終結果は目標に近く、計算通りの2500gだったのだが予想以上に釣れており145人中60人ほどがバスを持ち込んだとのこと。また、スーパービッグなメスを1本含めたバックリミットを持ち込んだ選手が思っていたより多く8位という順位に終わってしまった。
それでも自分自身で考えていたMAXウェイトに近い形でウェイインできたことで多少の満足感はあるものの、優勝ウェイトの読みの甘さには反省点が多い試合であった。
次戦は5月29日千葉県亀山湖。ポストとアフターが混在する気難しいタイミングをハードルアーで自分なりにどのように攻略できるかを楽しみながら挑みたいと思う。
タックルデータ
タックル①
・ロッド:バレーヒル ブラックスケールRB 610H
・リール:クロナーク YTフュージョンチューン
・ルアー:ラッキークラフト リアルアユ、ギル150
・ライン:サンライン シューターFCスナイパーBMS AZAYAKA 16ポンド
タックル②
・ロッド:バレーヒル ブラックスケールSX 67L
・リール:アルデバランBFS YTフュージョンチューン
・ルアー:ラッキークラフト ベビーミノー、ビーフリーズ
・サンライン シューターFCスナイパー 12ポンド
・サングラス:ストームライダーSR-009-P-8
・色のチカラ/オリーブグリーンレンズ