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【満員御礼】片倉ダム実践型講習会を開催しました!!高橋洋一
2019.2.25
片倉ダム実践型講習会にご参加頂きました皆様ありがとうございました。
開催予定だった2月9日(日)は大雪予報ということで、直前で振替延期を決断し2月10日(日)の開催となりました。直前の変更にも関わらず満員御礼30名様を超える方にご参加頂き笹川ボートさんの第一駐車場は満車状態。2月だというのにハイシーズンのような雰囲気での開催となりました。しかも殆どの方が“初めまして”なのです。Twitterってすごい。
当日の朝の気温は0℃ほど。桟橋が凍ってスケートリンクみたい。みんなで協力しながらボートセッティングを行いましたが、笹川ボートの皆さんもカートをお手伝いしてくれたり、声掛けや注意喚起を行ってくれたりとサポートして頂きました。こういった初見の方や、初心者の方も安心して利用できるサービスってスタッフの人数も必要となるし、なかなかできるものではないのです。本当にありがたい。
当日は朝7時~9時45分は自由に釣りをしていてもらい、9時45分に集合して受付、10時より実践型講習会を開催するというスケジュールでした。早朝に集合ではなく、自由に釣りをして頂いたのはリアルタイムのフィールドを体感してもらうことで予習という意味を込めてのこと。2月の厳冬期なので釣り難いのはもちろんなのですが、今を体感することによって講習会の意味が深くなるのではないかと考えました。
そして片倉ダム実践型講習会をスタート。
当日配ったレジュメには10のセクションを設けており、2時間(120分)の講習会なので1セクション12分。2時間と聞くと長く感じるかもしれませんが、1セクション12分だととても短いのです。
■ 講習会レジュメ 10セクション
冬~春にかけてのバスの行動について
1.
考えの起点となるのはスポーニングエリア
2.
越冬エリアにおけるフィーディングエリアの考え方
3.
越冬エリアのフィーディングタイムを捕まえる
4.
釣ったバスからの見えるそのエリアに生息するバスの状態
5.
片倉ダムのスポーニングシーズン
6.
メスのポストスポーンと、オスのポストスポーンの違い
7.
エリアから考察するメスのアフタースポーン
8.
釣りはシンプルイズベスト
9.
魚を釣ることを主体に考える人と特定のルアーで釣ることを
主体に考える人の違い
ルアーの軌道から考えるA点からB点までの到達プロセスと効率
10. 質疑応答
TwitterやFB、当ブログで募集を行ったため、参加者の皆さんのレベルが分からない状況でした。よって、台本はなく全てアドリブにてお話しました。セクションとしては大枠がありアドリブなので意味不明なことは言っていないと思いますが、ちょっと考えたり間があったりはあったのが反省点です。個人的には他では聞けないような濃い話をしたつもりでしたが如何だったでしょうか。
※ルアーマガジンのマシモPさんがご厚意で動画(ピンマイクつき)を撮ってくれました。
動画はこちらから
講習会が終わりみんなでランチタイム。
ハーツマリンさんの出展展示品の数々!!豪華!!車が買えちゃう値段!!
話題のガーミンライブスコープの体験やガーミン魚探の2019年フラッグシップモデルGPSMAP8410xsvの関東初展示、岡田商事様のご配慮で3月発売予定のハミンバードHELIX 10 CHIRP MEGA SI G3Nに360イメージングと、レンタルボート用にセットしたミンコタ
ウルトレックス80を組み合わせたボート体験会など盛り沢山!そしてお財布事情は絶望感!!
ご飯を食べながらご挨拶していたり、ハーツマリンの高橋さんからガーミンの説明受けていたり、魚探の高額さに絶望していたり(笑)思い思いのランチを終えて、さぁ実践、実釣のお時間です!!
2月だというのに30艇以上が待機する姿はさながらハイシーズンといったところ。桟橋は活気があってワイワイ大賑わいです。皆さんがなんだかとても楽しそうで嬉しくなってしまいました。13時に一斉スタート。今回は魚保護の観点と、安全性を考慮して「デジタルウェイイン方式」としました。魚をプランターメジャーに乗せキーアイテムと一緒に写した写真をウェイインして頂きます。
私は皆さんがスタートした後に、講習会の片付けと、出展頂いたハーツマリンさん、岡田商事さんとお話しをしながら少し遅いランチタイム。少し休憩をとってから、14時50分くらいに“皆さんの勇士を写真におさめないと!”ということで湖上写真を撮りながらウロウロと。
講習会を主催した本人が釣れないと説得力もないし、イベントも盛り上がらないだろうとチョウシグチエリアで15分だけ釣りをしようとロッドを握り、2投で1本31センチの参考記録が釣れました(笑)とはいえ、たまたま釣れたではなくて時合いを捕まえたフィーディングエリアは比較的イージーなのです。(魚が通るルートはシビアなのですけどね)
帰着受付があるので一足先に桟橋へ戻り、皆さんの帰りを待ちます。
厳冬期に3時間弱の大会です・・・誰か釣ってきてくれたかな・・・そわそわしながら帰着を受け付けるお仕事をこなします。
帰着をしたらボートの片付けをして頂いて笹川ボートレストハウスへ集合。皆さんきちんと時間を守るし、騒がないし、ゴミも纏まっているし、先生感動しましたよ!!
そして表彰式・・・ドキドキドキドキ。釣れた人手を挙げて!と聞いてみると3名の方が無事にウェイイン!!(とてもホッとした瞬間)30名様強の参加で総数5本のウェイイン。厳冬期のたった3時間弱で5本は優秀だと思います。素晴らしい!!
優 勝:杵鞭さん(34.5センチ)
第2位:滝本さん(28.5センチ)
第3位:菅野さん(26.0センチ)
私の参考記録魚は31センチなので2位のサイズでした。負けた~!!
結果的には滝本さん(バスマニア代表)以外のお二人は片倉ダムのローカルアングラーでした。ウェイインされた魚は全て同じポイントで私と同じでした。その日唯一魚が釣れていたエリアだったということです。
入賞した3名の方に釣れた魚、釣り方などについてインタビューを行い、最後に私からそのエリアや釣り、魚の状態、フィールドの癖などを解説。この解説を行うことで復習までのセットが完了し、「予習」「実践」「復習」の3つで実践型講習会が終了となりました。
講習会の最後はお楽しみの抽選会やじゃんけん大会、笹川ボートさんが用意してくれた参加賞の大根を受け取り、最後に集合写真をパシャり!!
バレーヒル別注のビーフリーズXDやラッキークラフト社ベビーシャッド、笹川ボートボート無料券にルアマガの本やDVD、フックやデプスのバッグなど豪華景品盛り沢山!!皆さん嬉しそう!!
笑顔が絶えない、とても和やかで真剣な講習会となりました。本当にただただ楽しい時間が過ぎて「楽しかった」「勉強になった」「また開催してほしい」など、とてもありがたいお言葉を頂いて幸せでした。準備はちょっと大変だったけれど“開催してよかったなぁ“と思えるそんな講習会だったと思っています。
最後となりましたが、足元が悪い中、片倉ダム実践型講習会へご参加頂いた皆様ありがとうございました。また、ご協賛、ご協力頂きました笹川ボート様、メーカー様、ショップ様には心より御礼を申し上げます。
このようなイベントではなくとも、片倉ダムでお会いした際はお気軽にお声掛けください。皆様の釣りが素晴らしいものとなりますようにお祈りしております。
■協賛
・ガレイジー様
・こやまんワークス様
・バレーヒル(谷山商事様)
・bassmania様(バスマニア)
・フレッシュベイトルアーズ様
・フィッシングガレージ・ブラック様
・ラッキークラフト様
・レンタルボート笹川様
・YTフュージョン様
■協力
・ハーツマリン様
・岡田商事様