2017年4月15日片倉ダムへ釣行。

この日は暖かく春の訪れを感じられる朝。準備などを済ませ10時ごろ出船。
少し前に振った雨の影響だろうか、水の色が茶色でいつものそれと違う。
6インチシャッドテールで流しながら春っぽいエリアでバスを探してみる。
まずは星の広場周辺を8.8グラムテキサスで撃っていくもスッ・・・っというラインが横に振れるくらいのバイトはあるものの、本アタリになるような反応が得られない。

バス自体はスプークしている訳でもなく、口を使う状況だが濁りの影響からルアーを見つけられていないような印象を受けた。そこでスポーニングエリアが隣接する春っぽいエリアでアウトベンドで濁りが薄く、近くにワンドを控えた場所をチェックして回る。

数カ所見て回ったが決めてに掛ける印象で、数カ所めに入ったのが宮ノ下エリア。
本湖にあたる宮ノ下エリアでは温められた水がアウトサイドの岩盤にぶつかり、この日は風表になることでゴミやアゾラが寄せられフローティングカバーを形成してくれている。

こういったエリアではコンタクトポイントからスポーニングエリアへ移動するバスにタイミングを合わせてアプローチしていくことで結果が出やすい。リグは垂直岩盤や岸べったりを回遊する個体を狙うため、14ポンドのFCスナイパーBMS（フロロ）を用いた8.8グラムテキサスリグと、軽めのシンカーでもラインに引っ張られず垂直に落とし込むことができるよう60ポンドのステューター（PE）を用いた5グラムテキサスリグの2本立てでアプローチ。複合カバーに絡めながらピッチングを繰り返していると各所で連発。バスのサイズは～40センチ止まりだが短時間で8本をキャッチ。

春のバイトは吸引というよりは「噛み込む」ことが多く、ハイシーズンのコンッ！やプンッ！といったバイトらしいバイトがでないことが多くある。そこで用いているのがバイトマーカー付きの「シューターFCスナイパーBMS AZAYAKA」。ラインが横に動く、ラインがフケる、ラインが引き込まれるなど、春の釣りにおいてバイトを目視できることは強力な武器となるので是非試して頂きたい。

午後はプリスポーンの50アップ狙いで同じようなシュチュエーションを各所を回ってみたが41センチまで4本を追加して計12本でフィニッシュ。サイズは不満が残ったが、数はボチボチ釣れたのでそここそ満足できた。

あと1週間～2週間でスポーニングに突入するであろう片倉ダム。ここ1週間程度でオスがベッドを作り、メスがオスと良質なベッドを求めてウロウロとクルーズするシーズンに突入する。皆さんも自身の記録を超えるビッグバスと対峙できるよう新しいラインを巻いて釣行してみては如何だろうか。