バスフィッシングの本場、アメリカ。
そこから生まれた文化やスタイルが日本で浸透し、さらに日本人が持つ拘りや繊細さが合わさり、日本独自のシーンへと変化を遂げたバスフィッシング。その中でそれぞれの道を進んだスタイルがPEラインを使ったバスフィッシングだ。もちろん、PEラインスタイルが普及する何年も前からごく一部のエリートプロはPEラインを使っていた。
当時、当然であるがアメリカ製のPEラインがアメリカの市場を席巻していた。
その頃、日本ではPEラインと言えば船釣りやソルトのビッグゲームに使われていたが、バスフィッシングシーンには無縁のラインであった・・・
しかし、時は流れバスフィッシングシーンにもPEラインスタイルが定着していった。
サンラインもバスフィッシング用のPEラインとして『BASS SUPER PE LINE』を発売し、長い期間バサーのマストアイテムとして高い信頼を得ていた。
そして“PEライン新時代”を切り開くべくNEW PEラインが二人の侍によって生み出された。1992年に渡米し、日本人として、さらにアメリカ人以外で初めてアメリカバストーナメントの頂点であるB.A.S.S.バスマスターズクラシックを制した大森 貴洋プロ。
そして、2015年にアメリカの最高峰のトーナメントであるB.A.S.S.バスマスターエリートシリーズへ参戦し、活躍した伊豫部 健プロ。攻撃的なスタイルを得意とする二人が過酷なテストを繰り返し行い、現在(いま)ここに世界のバスフィッシングシーンに旋風を巻き起こす。