- バス
Strength & Accuracy 強さと正確さを目にした日 伊豫部健
2016.8.3
みなさん、既に見て頂けたでしょうか!?
今年から始まったサンライン提供WEB動画『テクニカル』。
今回はその撮影で訪れたのは愛知県・長良川。
そして、愛知県から世界のトップへ舞台を移し、活躍するバスアングラー 伊豫部 健プロが出演。
準備を行ない本番に備える。
しかし、この時から気になっていたのは雨。
予報では昼過ぎから雨の予報で、常に雨雲をチェックしながらの撮影となった。
オープニングを撮影し、いざ出発。
キャストを開始した数十分後だっただろうか。
気になっていた雨粒が予定よりもかなり早く水面を叩き出した。
それからさらに1時間もしないうちに大雨。
可能な限りキャストを続け、撮影続行を試みたが、カメラが限界を迎えた為無念の撮影中止。
日を改めて撮影を行なうことになった。
それからちょうど一週間後。再び愛知県へ。
この日も天気予報は曇りのち雨。
一瞬、嫌な予感はしたものの長良川は暑すぎるくらいの晴れ模様。
『ちょうど良い天候はないのか!?』と思いながらも撮影をするにはやはり晴れると安心である。
(気合十分の伊豫部 健プロ)
今回ももちろんメインで使用するラインはSTUTER。
まず手にしたのはフロッグをセットしたタックル。
テンポよくブッシュカバーの奥の奥へフロッグを滑らせ送り込む。
何度も何度も。
(朝食にはフルーツは欠かせないとのこと。この日はリンゴをチョイス)
しかし、居れば確実にバスが口を使うだろうというポイントでもバスからの反応は無し。
状況に応じてフロッグ、チャター、フリップを使い分け攻めていく。
時間が経つにつれて高まるプレッシャー。
普段戦っているエリートのトーナメント時に圧し掛かるプレッシャーとは比にならないが、独特のものが撮影にはある。
気が付けば時刻も良い時間になってきた。
しかも、天気予報を見てみると名古屋方面から徐々に発達した雨雲が私たちのところへ近づいてきていた。
早めの決着が求められる。
しかし、伊豫部プロの正確かつ丁寧なロッドコントロール~キャストやフリッピングは崩れることなく狙いの場所へ落ちていった。
そして、ついにその時がきた!!
濃いカバーに落とした直後だった。
全身のパワーをロッドに伝え、フッキングを決める。
ファイト時間は6~7秒程度だったと思う。
抜き上げられたバスはグッドコンディションのナガラクオリティー。
チューブワームをセッティングしてフリッピングでカバーを攻めた結果手にした価値ある1匹。
PEラインはフロッグで使うイメージが強いと思うがフリップや巻き物にも有効なことは間違いない。
プレッシャーが高いフィールドなどではバスもより奥の方にポジショニングしエサを待っている。
また、そういった場所で構えるバスはデカい個体が陣取っていることが多い。
そんなデカいバスをカバーから引きずり出すにはロッドを絞ったパワーを確実に伝えられるSTUTERが必要になってくる。今回はまさにそんな状況であった。
このエキサイティングなシーンは是非配信後の『テクニカル』をチェックして頂きたい。
【Iyobe’s Tackle Data】
●FOR FROG
ROD:SHIMANO Bantam 172H(PROTO)
REEL:SHIMANO Metanium DC XG
LINE:Shooter STUTER 80lb./#5
●FOR FLIP
ROD:SHIMANO Bantam 170H
REEL:SHIMANO Metanium MGL XG
LINE:Shooter STUTER 85lb./#5.5
SINKER:Gary Yamamoto SUGOI SINKER 7g
WORM:10FTU TUBULL
HOOK: FINA POWER STAGE 4/0
【Iyobe’s Wear Data】
T-Shirt:SUNLINE/T-Shirt SCW-1341T(Black)
Outer:SUNLINE/ALL WEATHER SUIT SCW-6118(Black)