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デカバスの釣り方

2024.5.7

こんにちは

サンラインバステスターの澤田 祥汰です

 

 

サンラインコラム初めて掲載させていただきます。
軽くですが自己紹介させていただきます。愛知県出身の22歳でホームフィールドは長良川、伊庭内湖、大江川などを中心に、東海地方と関西地方の各地で活動をしております。
得意な釣りは、スイムベイトやスピナーベイトといった巻物全般からラバージグやフロッグなどのカバー周りの釣りまで、巻いて撃っての、バスフィッシングの王道スタイルが大好きな22歳です!是非、“ショータ”の愛称で覚えていただけると幸いです。

ここ最近は気温も暖かい日が安定しており、ようやく春らしく過ごしやすい季節となってきました。バスの産卵行動(スポーニング)も本番化してきました

 

 

 【5月前後のバスの動き】

 

 

今回は5月のデカバスの釣り方をご紹介します

僕がフィッシングガイドをしている長良川や、琵琶湖水系などはミッドスポーンからアフタースポーンという産卵行動の最中のバスから産卵行動が終わったバスまで、幅広く混在しており、特にゴールデンウイークの人的プレッシャーからも気難しいデカバスが多くなかなかハメにくい季節でもあるのかなとおもいます。

 

 

【オススメのアプローチ】

 

 

そんな5月のデカバスを釣る為にオススメしたいのは“バックスライド系のノーシンカーリグ”です。

このバックスライド系のノーシンカーをオススメする理由はいくつかあります。

  • 落ちてくる食べやすいエサを食べて産卵後の体力を回復していく
  • 5月はザリガニやテナガエビなど甲殻類の活動が活発になる
  • 田んぼの代掻きなどの濁りを嫌がりカバーやストラクチャーにつきやすくなる
  • カバーやストラクチャー周りで根掛かりしにくい

などが5月にバックスライド系のノーシンカーをオススメする理由になります

 

産卵から回復するバスは、いきなり小魚などの動きが早いベイトを捕食するのではなく、エビなどの甲殻類やカエルなどの動きがゆっくりなベイトを捕食していき、回復していくというのが産卵後のバスの動きになっているので、甲殻類に似たシルエットにゆっくり落ちていくバックスライド系のノーシンカーワームがオススメになります。

5月にはスポーニング以外にも“代掻き”という田んぼの田植えが始まった時に出る白茶の濁った水が流れることがあります。この濁りはバスの食いが鈍くなってミスバイトが増えてしまう原因のひとつになるのですが、濁りをカバーできるストラクチャーやアシなどに入りやすいタイミングでもあります。産卵から回復したいバス、濁りを避けてカバーに入るバス。両方のバスを狙うことができるルアーがバックスライド系のノーシンカーです。

 

【オススメのバックスライドワーム!】

 

いつも僕が使っているバックスライド系のワームはメガバス社の“TKツイスター”を使っています。とてもシンプルな形状をしているのですが、飛距離やカバーでのすり抜け性、シルエットが良く気に入っています。中でもカバーへのすり抜け性はシンプルな形状が故に抜群に良く、ノーシンカーであるのに複雑なカバーの奥へとスルスル送り込んでいけるため、プレッシャーがかかっていないバスへアプローチができるのが、TKツイスターの特徴だとおもいます。

シルエットもテナガエビやザリガニの手の長さと似ているのが釣果を出すポイントになります。

 

【ライン選びと、タックル選び】

 

 

シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA

 

TKツイスターなどのバックスライドワームの釣りに使って頂きたいラインはBMS AZAYAKAになります。

BMS AZAYAKAはクリア、ピンク、イエローグリーン、オレンジ、グレーの5色からなっているカラーラインで視認性がとても良いのが特徴です。このバックスライドワームの釣りはノーシンカーのワームをカバーの中にアプローチして食わせる釣り方で、シンカーがついていないワームをカバーの中にいれてもボトムまで落ち切らずに、途中の枝に引っ掛かって止まっている場合が多くあります。このボトムまで落ちてない状態をなくす為にカラーラインを使い、ボトムまで落ちたかを確認することが、僕がこの釣りにカラーラインを使うひとつの理由です。

他にも理由は沢山あり、バイトを明確に取るためや、ルアーを落とすだけで水深がわかりやすい、濁った水でもラインの位置がわかりやすい、などラインが見やすいことで得られる情報が多くなるので、一匹でも多く釣るための情報が得られるラインとしてBMS AZAYAKAはオススメしたいラインです。

 

バックスライドワームのタックルにはMH~HクラスのベイトロッドにHG~XGのハイギアリール、14lb~20lbの少し太めなラインを巻くことを推奨します。カバー周りで使用することを前提にあるので、ハリがある硬い竿に50cmクラスのデカバスでもカバーから引っ張り出せる太いラインで使ってみてください

 

5月はスポーニングも終盤になり、バスの活性もより良くなってきます

是非、カラーや硬さ、種類など豊富なラインナップがあるサンラインのラインで思い出に残るデカバスを狙ってみてください!