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関西日本海のイカメタル/曽我部さつき
2024.6.21
こんにちは。
サンライン船フィールドテスターの曽我部さつきです。
いよいよ今年も、関西イカメタルシーズン到来です。私は主に京都府舞鶴エリアをメインエリアとし、イカメタルシーズンになると毎週のように釣りへ行っています。また、和歌山県南紀エリアもよく行くエリアなので天候や潮の状況で舞鶴エリアと和歌山南紀エリアを行き来しています。
【日本海でのイカメタルの特徴】
メインエリアの舞鶴では、早いところでは5月上旬頃から出船している遊漁船もありますが大体シーズンは6月上旬〜8月中旬頃までぐらいです。
西のエリア(鳥取方面)から釣れ出して少しあとに舞鶴エリアが釣れ出すといった流れが多く、昨シーズンもそのような流れで舞鶴エリアも盛り上がっていました。
【6月前後の状況】
6月前後ですと、剣先イカの中剣サイズ〜新子サイズといろいろ混ざります。サイズ狙いの初期シーズンから数釣りのハイシーズン時期のちょうど中間地点のため、日ムラはありますがどのタイミングでイカの群れがやって来るのか・・・というワクワク感が高まる時期でもあります。
今シーズンは、海水温や気温も例年に比べると少し低いのでイカのスイッチももう少し・・・!といった雰囲気で今か今かと皆さん待ち侘びていますが、新子の気配もありそろそろかと思います。
【レンジとあたり餌木のアジャスト方法】
基本的にボトム中心に探っていくことが多いですが、ベイトの反応や船の集魚灯の効いてくる頃合いをみてレンジを上へ上へと探っていきます。
イカのいるレンジが上であればあるほど手返しが良く、数釣りが楽しめますよね。
メタルであれば、最初は鉛スッテと浮ドロッパーのカラーは違うタイプで試してあたりカラーを探る。
オモリグであれば、最初はチャートやアピール系の餌木から定番カラー、ナチュラル系と探る。
メタルとオモリグ共通でいえば、適度にカラーチェンジをすること。
イカの活性にもよりますが、たとえ釣れている時間帯でもスレて同じカラーではあたらなくなる、なんてこともしばしば。
あとはどの誘い方でイカが好反応なのかを見つけることも大切です。フォールなのか、リアクションなのか、ステイなのか。
これは日によってパターンが変わってくるので、自分の中で探るルーティンを考えて探っていくのがおすすめです。
【日本海イカメタルのタックルセッティング】
日本海イカメタルでのタックルセッティングは、錘15号〜30号をメインで使うのでメタルとオモリグ両方のタックルがあればその日の状況にアジャスト出来ると思います。
私もその日の海の状況にアジャストするべくタックルセッティングは入念に準備をします。
ベイトイカメタルタックルには、ボートファン×8 0.6号とイカメタルリーダーSV-I 2.5号または3号、イカメタルスピニングとオモリグタックルには、SIGLON PE×8 0.6号とイカメタルリーダー漁火グリーン3号を使用。
ボートファンは、イカメタルでよく登場するフグやサワラなど歯の鋭い魚から切られるリスクを回避するカラーマークで、ストレスなく船釣りを楽しむことが出来る。SIGLON は8本組で糸鳴りが軽減される他、視認性の高いカラーなのでスピニングタックルとの相性抜群でレンジキープもしやすい。
イカメタルのときは、イカメタル仕掛のショート、ミドル、ロングをイカの活性に合わせて使い分けています。
イカメタルで時合を逃さないためにはライントラブルはさけたいところ、このイカメタル仕掛はエステルなので絡みにくく非常に扱いやすいのに加え高感度。
アジーロ ボートファンPE×8
アジーロ イカメタルリーダー SV-I エステル
SIGLON PE×8
AZEERO イカメタルリーダー漁火グリーン エステル
イカメタル仕掛 SV-I エステル
【低活性時・ステイの誘い】
ロッド:BLACK LION Stay71
リール:SHIMANO エンゲツプレミアム151PG
PE:SUNLINE ボートファン×8 0.6号
リーダー:SUNLINE イカメタルリーダー SV-I 2.5号
仕掛け: SUNLINE イカメタル仕掛(ミドル)
【高活性時・リアクションの誘い】
ロッド:BLACK LION Hundred55h
リール:SHIMANO エンゲツプレミアム151PG
PE:SUNLINE ボートファン×8 0.6号
リーダー:SUNLINE イカメタルリーダー SV-I 3号
【オモリグ】
ロッド:BLACK LION SQUIDRUN 74 OM
リール:SHIMANO ヴァンキッシュ C3000
PE:SUNLINE SIGLON PE×8 0.6号
リーダー:SUNLINE イカメタルリーダー 漁火グリーン3号