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テンヤゲームのラインセッティング/石毛卓
2025.2.6
一つテンヤ釣方が全国に広がり早15年近く経ちます。
そこでまた新しいご当地釣方が確立され、更なる発展を遂げている釣方が一つテンヤでないでしょうか!?
季節によって多種多様の魚種が釣れる一つテンヤ...
今回は釣り場(海底形状)を考慮した石毛のタックルセッティングについてコラムを書いてみたいと思います。
まずメインラインになるPEには、絶大なる信頼と実績のアメイザーX4、アメイザーX8を使用。水深によって組数を使い分けます。30m圏内であればX8、30m以上であればX4を使用している。そこには組数の違いによる伸度率の違いがある為、信頼のアメイザーであっても適材適所の製品を選び使用している。
ラインブレイクした時、どういう状況でラインが切れたのか!?擦れで切れたのか?又はサルカンの結束で切れたのか?ここの事実がライン選びに重要で、今回のコラムの中で一番皆さんに伝えたい、適材適所にあったリーダーの選び方。
ソルティメイト アメイザー×4
ソルティメイト アメイザー×8
一つテンヤアングラーの、フロロカーボンリーダーの使用率は100%に近いですが、このフロロカーボンリーダー(ハリス)にも製品特徴がしっかり示されている。
私は岩礁帯や漁礁周りの根がきついポイントでは、パワーストリームを使用する。
サンライン製品フロロカーボンのなかでは硬調子な中でも最硬調子な為、耐摩耗性に優れたフロロカーボンリーダー(ハリス)である。
平間(砂地帯)の場所では擦れを気にすることが無い事や、大物とのロングファイトになった場合、サルカン等の結束力/粘りを考慮した硬調子の中でも中調子に位置するVハードを使用する。
トルネード松田スペシャル競技 パワーストリーム
トルネードVハード
ラインの性質を知り使い込み、自分のホームとするエリアがどういう場所なのか?季節によってどういう場所で釣っているのか?を考え知ることが重要だと考えます。
またアングラーの体格差などでも使用するフロロカーボンラインを変えても良いのではと考えます。
例)腕力が強く合わせ切れや高切れが多いアングラーには、粘りと伸びがあるVハードがおすすめ。
サンラインではラインの性質を5段階評価したものと調子を柔調子/中調子/硬調子と3つの調子に分け、更にこの製品がこの調子別のどの調子に値するかをカタログ製品欄に掲載されているので、それをもとに評価チャートと実際に触った使用感で、各アングラー自身のストロングスタイルが確立されるのではないでしょうか!?また自ずと使うラインは決まってくるのではないでしょうか!?