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早春のブリ&ヒラマサジギング 山口県日本海 ショージ松本

2025.3.21

皆さん、こんにちは。サンラインのショージ松本です。
今年は寒気が多いように感じますが、これが通常の冬だったよな?と感じる今日この頃。
地球温暖化が確実に進行している中で少しだけ安心できる判断材料に私的にはなっていますが…
さて、寒さは現時点では続いていますが釣りには皆さん行けてますでしょうか。
私も中々時化でオフショアに行けなかったですがようやく出船できましたよ!
2025年3月11日(火)。お世話になったのは遊漁船D’s(ディーズ)佐伯船長(山口県萩市)。

 

狙いはジギングでヒラマサ!とブリです。前日の影響でやや朝もウネリが残っていましたが潮も良いのか乗船者の誰かのジグにコンスタントにヒットする状況。メインベイトはイワシ。
鳥山も比較的多く確認できる状況だったので、ジギングで数本ヒラゴをキャッチした後にタックルチェンジ。

(INFINITIVE X8 #3+Tunageat FC 50lb)

 

(INFINITIVE X8 #4+SYSTEM SHOCK LEADER FC 60lb)

 

キャスティングタックルにシンキングルアーをセットしてボトム付近からトップまで横の動きで一気に誘い上げ。
それに良型のヒラマサが反応してくれないかな?とアクションを入れていると中層付近でバイト!
ただこの日その誘い方でキャッチできたのはヒラゴのみでしたが(笑)

(FULL CONTACT X8 #5+SYSTEM SHOCK LEADER NY 90lb)

 

それ以降はジギングに全集中!!
タイミングもあってか船長は漁礁が沈むポイントへ移動。ミドルサイズのジグで狙っていましたが反応が薄い…
ならばとジグサイズを落として再びフォールからの3~4シャクリですぐにバイト!これは掛けきれませんでしたがミドルサイズではなかった反応がサイズを落としてすぐに反応!これです!
通常のジャーク幅の誘いに早巻きなどを交えた誘いに変えると「フワン」からの「ドス」っとしっかり重みを感じフッキング成功!
一気にボトムに目掛けて走るわけではないものの重く。途中からみせる抵抗。はい。ブリ確定です!(笑)
バラさないようにだけ心掛けてファイトからの無事ランディング成功!


(INFINITIVE X8 #3+Tunageat FC 50lb)

 

帰港後、血抜きしての重量は9.6㎏。残念ながら10㎏には届かなかったのでブリではなく良かヤズ止まりでした(汗)
それでも同船者の友人は余裕で10㎏越えのNICEなブリばキャッチ!流石です!!
その後は「着底からの早巻き、そして大きめのゆったりジャーク」を繰り返して自分は再びヤズ追加。
友人はヒラマサやヤズを追加!
掛けきれないバイトも3度ほどあり難しさも感じながらも捕食しているベイトによってジグのサイズやシャクリ方で変わる反応に楽しさを感じた釣行となりました。このような状況を想定してジグの重さ、サイズはしっかり種類準備しましょー♪

 

そして、今回私が使用したラインの組み合わせは
PEライン:INFINITIVE X8 3号
リーダー:Tunageat FC 50lb
なぜこのラインを選んでいるのか?ここからは興味のある方は是非ご一読ください。

 

まずPEラインのINFINITIVE X8。
採用している原糸はHG-PEです。この原糸を採用することで下記の特長を得ることができます。
・柔軟性が高い(柔らかい糸質)
・耐衝撃性(耐ショック性)に優れる
・高い直線強力
これらのメリットが私の考えるジギングに必要な要素を多く満たしてくれるからです。
もちろんパーフェクトなPEラインではないので好みや使う道具、考え方によってはそうでない方ももちろんいるかと思います。
(※感度や耐久性(毛羽立ち難さ、組みの崩れ難さなど)を求める方はULT-PE原糸を採用したAmazerシリーズをオススメします)

 

またリーダーですがSYSTEM SHOCK LEADER FCも使用しますがTunageat FCがリリースされてからはこの使用頻度が圧倒的になっています。
その理由はズバリ『PEラインとの結束、溶接リングとの結束が決まるから』です。システムショックリーダーFCじゃダメなの?と質問もあるかと思いますまのでシステムショックリーダーFCとツナギートFCの性質上一番の違いは‟プラズマライズ”です。
一度は耳にした方も多いと思いますがプラズマライズはサンライン独自の技術で『糸の表面を異なる性質に変えることができる』という素晴らしいものです。変化したのは最表面のみですが、これによってガラッと糸の風合い・性能が変わります。
ツナギートFCに関しては磯用ハリスのブラックストリーム同様に表面がゴムのように変化しています。
それによって弾力があり、尚且つ滑り難い表面になっているのでPEラインとツナギートFC、ツナギートFCと溶接リングががっちり結ばれます。
『より滑り難く、ズレ難く』なります。私が考える強いノットはまず「綺麗であること」。そして「ズレないこと」です。

 

ラインブレイクは基本的にノット(結束部)部分で発生します。強い負荷がノット部分に集中することでノットが引っ張られます。
引っ張られたことによって何段階にも結ばれたノットが徐々にズレていく瞬間に熱を発生させます。それがまた次のズレと熱を発生させることで結果的に破断に繋がります。この最初のズレを発生させないことで強いノットが実現できます。ただここで間違ってはいけないのが「力一杯締め込む」ということです。号数にもよりますが細い号数などを思いっきり締め込むと強度低下に繋がりますので、ノットを結ぶ練習は必須ですので釣りに行けないときは自宅でひたすらノット練習もありです。

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
さぁ、5月の春マサ終了シーズンまで突っぱしりますよっ!!

 

遊漁船:D’s(ディーズ) 佐伯船長 @ds.daisukesaiki (山口県萩市)

【Shoji’s Tackle Data】

Rod:SALTIGA R J60S-2HI(DAIWA)
Reel:SALTIGA 5000(DAIWA)
Line:INFINITIVE X8 3号(51lb)(SUNLINE)
Leader:Tunageat FC 50lb(SUNLINE)
Jig:GUTTER JIG 150R〜210R、KILLER JIG Ⅳ 170g(MC works’)
Hooks:JS-39 JIGGER MEDIUM Blue Chaser 9/0(OWNER)

 

Rod:Trick Star643(TRUTH JAPAN)
Reel:CERTATE SW8000P(DAIWA)
Line:INFINITIVE X8 4号(63lb)(SUNLINE)
Leader:SYSTEM SHOCK LEADER FC 60lb(SUNLINE)
Jig:GUTTER JIG SLICE 150g(MC works’)
Hooks:JS-39 JIGGER MEDIUM Blue Chaser 11/0(OWNER)

 

Rod:WORLD OCEAN 826MH(APIA)
Reel:TWIN POWER SW 14000(SHIMANO)
Line:FULL CONTACT X8 5号(78lb)(SUNLINE)
Leader:SYSTEM SHOCK LEADER NY 90lb(SUNLINE)
Lure:RERISE S130(Maria)