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【マルイカの釣りの極意“コツ”】 中村勇生

2025.6.1

サンライン船テスターの中村勇生です。

 

 

近年のマルイカ釣りは過去の釣り方(宙の釣りやブランコ釣法)から様変わりし今やゼロテンション釣法を主に難易度も上がり難しい釣りだとと言われています。

《ゼロテン釣法とはオモリを海底に置き、仕掛けを張らず緩めずイカのサワリを待つ釣り方》

 

 

しかし、それと共に道具も進化してきました。

特にタックルやラインの進化によりゲーム性も高くなり1杯釣ることの楽しさ、喜びも倍増 あまり釣果や状況がよくないシーズンでもマルイカ釣りの面白さから足繁く通う釣り人も多く関東では大人気のターゲットになっています。

 

そのマルイカ釣りの極意とコツを皆さんに紹介したいと思います

 

自分が思うマルイカ釣りの極意とは

先ほども話した道具の進化があってのものでまず重要になるのはタックルでロッドやリールです。

 

近年主流となってるのが“ゼロテンロッド”と呼ばれるゼロテンション専用ロッドです。

 

【ゼロテンション専用ロッド】

バットから穂持ちにかけて硬くそれと逆に穂先は繊細なイカのサワリもしっかりとアタリとして出るように極細の穂先を搭載したモデルである。

多少使い方に難ありだがしっかりと穂先を止められるようになればイカのサワリを容易にキャッチすることが出来るゼロテンション専用ロッド。

 

次にリールてすがなるべく軽量な両軸リールでHGの物、掛けたときのイカのノリ(イカの重さ)が分かりやすいのです。

自分はギヤ比7.2の小型両軸リールをつかっています。

⚠好みなので一概には言えません

 

そして、自分が皆さんにマルイカ釣りが上手くなりたいのならどんな練習をしたらいいか説明してるかと言うと

誘い(タタキ)の後しっかりと穂先を素早く止める練習をする事。

長くゼロテンポジションをキープ出来るように体全体を使い船の揺れを吸収する事。

ロッドは強く握り込み過ぎずに手の中に空間が出来るぐらいの軽い握りで

同じ誘いは繰り返さないでバリエーション多く誘う

 

そして、ここがキモ【極意】

 

 

『マルイカが取り敢えず釣りたいのなら空アワセを

マルイカ釣りが上手くなりたければアタリがあるまでアワセはいれるな』

 

『アタリは待つのではなく出すもの』

 

マルイカ釣りで一番重要なのはしっかりとアタリを出し掛けること、これを実践できれば必ずマルイカ釣りが上手くなると共に楽しさも増え釣り自体も上手くなると思っています。

 

大事なのは

掛かっちゃったではなく掛けたです。

 

そうすることで1杯を釣ることの喜びや楽しさも倍増、勿論数が釣れたら嬉しいですが 自分はどちらかと言うと数よりも内容重視で

 

 

掛け遅れなくしっかり口元に掛けられているか?

イカに興味をもたせる誘いは出来ているのか?

アタリは出せているのか?

なんてことをいつも考えながらマルイカ釣りを楽しんでいます。

 

是非参考にして頂けるとこれからマルイカ釣りがもっと面白くなると思いますよ。

 

 

そして、もう一つ道具の方で重要なのはマルイカと釣り人を繋げてくれる1本の糸、PEラインです。

 

色々な性能を持ったPEラインが出ていますが

自分が思うマルイカ釣りに適したラインとは

 

マルイカがいる海底付近にいち早く仕掛けを届けられる滑りの良い物

掛け遅れ少なくレスポンスの良さを重視し伸度の少ないライン

叩いたりシャクったりと誘いを多く入れる釣りなので強度の有るもの

 

この3つを重視し選ぶようにしています

 

そして自分が使用するのが「アメイザーX8この一卓です。

マルイカつりで必要な全ての要素が詰め込まれたPEラインでマルイカを釣る為の重要な要素となっています。

ソルティメイト アメイザー×8

 

今回はマルイカ釣りの極意やコツを道具の重要性と共に話させていただきましたがこれが全てではありませんし釣りですからね、各々に自分のスタイルでマルイカ釣りを楽しんで頂けたらと思います。