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難攻不落の淀川を攻略するためのヒント/斉藤永遠
2025.6.16
こんにちは。
SUNLINEフィールドテスターの斉藤永遠です。
今回は、「初夏の淀川に、OVERTEXが必須な理由」について書いていきます。
・淀川の特徴。
淀川は、大阪府を流れる一級河川です。
近年は、稚鮎の遡上も多くテナガエビやモロコ等のベイトフィッシュも豊富です。
都心からアクセスもよく私がメインにしている最下流エリアは、梅田から車で15分ほどで行く事が出来ます。
・新製品「OVERTEX」について
シューターの後継モデルとして今年「OVERTEX」がリリースされました。
アングラーとしての私が約半年間程使用した、感想なのですが結論。
「耐摩耗性が高い」
です。
シューター・オーバーテックス
マーケットには、現在様々な種類のフロロカーボンラインがリリースされていますがこの「OVERTEX」は群を抜いて耐摩耗性が高いと感じました。
今までの「シューター」も耐摩耗性が高いというのは勿論でしたが、「OVERTEX」は更にそれを超える耐久性を持ち合わせています。(耐摩耗性約20パーセントUP)
「OVERTEX」には、サンラインのハリス「Vハード」にも使われているガラス系プラズマライズが使われており傷に物凄く強いです。
プラズマライズのおかげでラインの劣化が大変遅く長持ちです。(斉藤は1ヶ月巻き替えません)
また高級フロロカーボンにありがちなバックラッシュしてコーティングに傷が入り切れるという現象も明らかに起こりにくく思えます。
薄くラインマーカーが入っているので、視認性も透明のフロロカーボンより高く春のデカバスにありがちな「ルアーを口に入れて満足してしまう様な走らない魚」をガイドの糸の浮きだけでアタリを判断するシチュエーションには斉藤的に心強いです。
ラインの硬さ的には、シューターより柔らかくFCスナイパーより硬いです。
今までシューターでは、使いにくかった巻物にも高次元に対応します。
ライン自体が硬いので柔らかいラインに比べるとノットは、どうしても締め込みにくくなるので私はパロマーノット(本線が絶対ヨレない様に)を推奨します。
・淀川の初夏攻略に、「OVERTEX」が必須な理由
これからの時期は、アフターに入り私が淀川で1番狙うポイントは「テトラポッド」。
アフターになると特にストラクチャー依存の傾向も大きく確実に魚を仕留めやすいです。
また、テナガエビや甲殻類も豊富な為バスの活性が高いです。
狙い方は、テトラの底までゆっくり落とす
シェイクで誘う・ステイさせる。
そこで確実に魚をカウントして行くために「ネコリグ(0.4〜3.2g)」を多用します。
その中でもピカイチ光るルアーがあります。
O.S.P「ドライブクローラー みみずぅカラー」
言わずもがな波動力の高いストレートワーム
なぜみみずぅを使うのか?
私の一欠片の記憶でどこかの海外の大学?の研究では、水中生物的視点にて太陽が昇っている状態から水中の暗い場所(ディープ?)で様々な色を水中に入れてみるという実験で1番シルエットがハッキリした色は「みみずぅの様なカラー」でした。
夜中に見た海外の記事だったので詳細や心あたりがある方是非ご連絡頂けると幸いです。
話戻りまして、この話からすると「テトラの中=暗い」
アフターの魚は、視力も普段のコンディションと比べると劣ると感じています。
その中で見えるという要素はかなり大切な為見えるカラー「みみずぅ」を私は採用しています。
勿論魚のトリガーを引く要素、生態的何かのモノもあると思います。
怪文書的な要素マシマシですが、明らかにアドバンテージを感じて居ます。
そしてこの釣り、「OVERTEX」が輝く釣りです。
私は,ロクマルを狙っているので4.5インチのネコリグを操作する上で支障が出ない「12lb」を採用しています。
ラインがテトラに当たっている状態で55cmのバスをキャッチ出来たのもOVERTEXのおかげだと確信しました。
バスをテトラからサルベージする。
単純作業ですが、少し走らせりするとラインブレイクするこの釣り。ガラス系プラズマライズのお陰で少しの余裕が出来テトラに擦れてのラインブレイクは0です。
勿論ドラグフルロックでは無く、要所要所でドラグを使いながらファイト。
シューター「OVERTEX」
是非「頂きを超える。」を体感して欲しいです。
是非参考になれば幸いです。
・タックルデータ
ドライブクローラー4.5 5.5 みみずぅ
(O.S.P)
VERSART VERC-68L+BF
(AbuGarcia)
ZENON LTX
(AbuGarcia)
shooter OVERTEX 12lb
(SUNLINE)
ヘビーガードタリズマン #3
(RYUGI)
ネイルシンカー0.4〜3.2g