- バス
リザーバーフィールドでのレンジコントロール
2018.11.21
皆さんこんにちは。バスフィールドテスターの高橋洋一です。
私は千葉県の房総リザーバーをホームフィールドとして釣行しております。
片倉ダム(笹川湖)、亀山湖、豊英湖、三島湖、戸面原湖と昨年から解禁されたフィールドも数多くあり、メディアにも取り上げられることも多くなったことにより沢山の方が訪れているエリアです。
千葉/房総のフィールドのみならず、関東フィールドにおいて軽視できないのが「リザーバー」。
切り立っている上、水深があり、どのように攻めたら良いのかわからないという声を耳にします。
今回はそんなリザーバーの攻め方を一部ご紹介したいと思っています。
リザーバーを釣る上で大切なのが「ラインの入水角度とレンジコントロール」です。
ご存じの通り、リザーバーは水深があり、縦の釣りが主体となります。
岸から1メーター沖が水深15メーターなんてことも普通ですし、水深15メーターの水面下6メーターにポジションしている魚を釣るなんてことも多いのがリザーバーです。
ですからレンジコントロールができないとプロダクティブゾーンをキープできないため、とても非効率な釣りとなりバイト数も激減することになります。中層を攻略しなくてはならないリザーバーにおいてはキャスト数と釣果がイコールにはなり難い場面が多いということです。では、効率的な釣りを展開する為にはどのようにレンジコントロールをおこなえば良いのかという本題に入りたいと思います。
ハードルアーとソフトルアーがあり、もちろんレンジコントロールする手法はそれぞれ違います。
今回は皆さんが多用するであろうワーミングのアプローチに絞ってご紹介したいと思います。
垂直岩盤や法面されたように切り立ったような地形を釣る場合のレンジコントロール方法はラインを依存させれられる(ラインを引っ掛けられる)ものが存在するか否かです。
ラインを引っ掛けるような場所、物があればそこに引っ掛けながらレンジコントロールを行い、等感覚で誘い下げていったり、ある一定のレンジで誘ってバイトを誘発したりしてバスのレンジを探していきます。この釣りはボートのみならず、おかっぱりでも有効で、ボトムだけを探っているよりも、釣る範囲、レンジが広がりスポットが限られる野池等のフィールドではアプローチできるバスの数が圧倒的に増えることによって効率化を図ることが可能となります。
ラインを依存されられる場所、物がない場合は、ルアーウェイトとラインの比重を調整したりする等でレンジをコントロールしたり、水深6メーターを釣りたいならば、おおよそ6メーターキャストしてからカーブフォールでボート下までフォールさせ水深6メーターへ送り込むなどの方法があります。いづれの場合も必要となるのがマーカー付きカラーラインです。フロロカーボンラインなら「FCスナイパーBMS AZAYAKA(以下AZAYAKA)」をおすすめします。
AZAYAKAはナチュラルクリア、ピンク、イエローグリーン、オレンジ、グレーの5色1セット115センチとなっています。カバーやローライトのシュチエーションでもマーカーによる視認性が高く、1セット115センチという定量的なライン放出量と、ラインを障害物へ依存させたワームやラバージグ、虫ルアーの上げ下げも“明確かつ定量的”に誘い下げることが可能。
それによりバイトレンジもすばやく把握することができる上、ウキのそれと等しくルアーが引き込まれたバイトも視認することが可能となる為、ショートバイトをフックアップできる確率もグッと向上します。
定量的なレンジ把握だけではコントロールすることが難しいため、次に大切になってくるのが「ラインの入水角度」です。フロロカーボンラインは比重(沈降速度)が1.42と大きい為、ルアーを手前手前と引っ張ってきてしまいます。しかし、比重そのものをどうにかすることはできません。
そこで、ロッドを高く持ち「ライン入水角度」をとることで、なるべく斜面(傾斜)と平行にしてルアーが手前へ引っ張られることを抑制します。これは障害物越しにアプローチした場合も同様で、ラインの入水角度を高く保っていた方がフッキングパワーをロスすることなくフックアップに持ち込めるため、フックの貫通力を高めバレ防止にもつながります。
このルアーとラインの状態を明確かつ定量的に把握するためにもマーカー付きカラーラインであるAZAYAKAが絶対的に有効です。
視認性に優れたAZAYAKAを使用し、ラインコントロールを行うことで、その日のバイトレンジを明確かつ定量的に捉えられ、収集した情報を横展開、再現することによりパターン化でき、より多くのバスをキャッチすることに繋がります。また、この技術は山上湖や平野湖、河川などさまざまなフィールドで生きてきます。
みなさんもFCスナイパーBMS AZAYAKAを巻いてサスペンドバスを狙い撃ちしてみては如何でしょうか!?