ラインの製法・加工・特徴
製法
-
USCナイロン
超高分子量ミクロシリコーンと高強力ナイロンを融合させたナイロンライン。
ナイロンの弱点であった摩耗性を大幅に改善。しなやかな表面と高スベリ性能も同時品質アップしています。 -
10年の開発期間を経て完成した、サンライン独自製法による、究極の超高分子量シリコーンナイロンライン。
今まで不可能とされた超高分子量シリコーン(分子量50万)を特殊技術製法によりナイロン中にミクロ分散させ、 ナイロンラインの弱点である耐摩耗性能並びに吸水性を大幅に改善しました。
-
高分子量ナイロン(Hi-Molecular-Weight)
通常の高強力タイプナイロンより更に分子量の高い原料を使用した新開発ライン。
直線・結節強力共に高いレベルを実現。
耐久性・ライン操作・直進性に優れた高機能ナイロンライン。 -
UV-Resistant
ナイロンの弱点である紫外線劣化を極限まで抑えたUVカット製法。耐久性がアップします。
加工
-
Plasma Rise(プラズマライズ)
(株)プラズマコンセプト東京との共同開発により、これまで困難と言われてきた、繊維状物質の大気圧プラズマ連続処理を世界で初めて実現。
これにより釣糸へのプラズマ処理が可能となり、様々な性能を付与することが可能となりました。釣り人たちのストイックな要求に応えうる、無限の可能性を秘めた革新的テクノロジーです。 -
プラズマイオンテクノロジー
東京工業大学(同大学発ベンチャーPCT)とサンラインの共同開発。
世界で初めて、大気圧プラズマを釣糸に応用。
ライン表面を自在に変化させ、ターゲットやシチュエーションに合わせた最適なラインをプロデュースする技術。 -
ディファレントパートプロセッシング
モノフィラメントラインを部分的に異なる糸質(硬さ・太さなど)に変える特許技術(特許6841410)。
-
スーパーダイナミックプロセッシング
強度&伸度の指数となる“粘り”にこだわった設計により、極限まで耐えるエネルギーを充分に発揮させる新加工。
強度&伸度をハイバランスで設計、実釣で重要となる粘りをアップさせます。 -
ストレッチメモリープロセッシング
高回復力を持たせる特殊加工
二段階による独自の加工でラインの伸縮を強制抑制し、伸びによる粘りを残しつつ、素早く元の長さに戻ろうとする高回復力を持たせる特殊加工。 -
Vivid Dyeing
鮮明感・視認性・ソフト性を兼ね備えたサンライン独自の染色技術。
-
カルテットレジンプロセッシング
さらに進化した四層樹脂加工.
長年築き上げた「TRP(トリプルレジンプロセッシング)」を更に進化させ四層に樹脂をコートさせました。
四層樹脂加工により、バリエーションに富んだ樹脂加工を可能とし、究極のライン特性を作り上げます。 -
トリプルレジンプロセッシング
『結びにも強く、しかもしなやか』
単層コーティングの「SRP」をグレードアップさせ、三層でコートさせました。
分子間への樹脂焼き入れ加工を施す事により、耐吸水性や滑り性に加え耐摩耗性等の特性を同時に兼備させるオリジナル加工。 -
ダブルレジンプロセッシング
より機能性をアップさせる二層樹脂加工
単層コーティングの「SRP」の上に、さらに加工を施しました。各種性能樹脂を二層でコーティングさせ、より機能をアップさせました。 -
シングルレジンプロセッシング
一歩進んだ安心の「機能性重視」樹脂加工
各種性能樹脂を単層コーティングさせ、原糸の状態より品質アップさせています。 -
特殊ストレート加工
取り扱いやすさにこだわり、カット形態の製品をまっすぐに仕上げた加工。
-
ローストレッチプロセッシング
初期伸度を抑え破断伸度3%の高感度で設計した高機能加工。
強力・伸び・耐衝撃力のバランスを考慮し、より深い場所でも底・アタリを明確に伝える高感度ライン。 -
スムースサーフェイスプロセッシング
PEラインの表面をよりスムーズに仕上た特殊な加工技術。
表面が滑らかで繊維の毛羽立ちを抑え、真円に近い構造に仕上げています。 -
パフォーマンスサステナブルプロセッシング
PEラインの表面変化を抑制し、初期性能を維持させるための加工方法。使い始めの使用感が長続きします。
-
エクスパンションエフェクトカラー
光を浴びると膨張して見える特殊な色製法です。
仕様
-
平行巻スプーリング
糸グセ、表面の凹凸を低減させた糸巻き方法。
スプールから取り出した糸の直進性や、糸表面の手触り感が非常に良好です。 -
ノンストレススプーリング
スプーリング時に糸に負担をかけない糸巻方法。ノンテンションで巻き上げることにより、 糸の特性を最大限に生かすノンストレス方法採用。
伸縮性が重要視されるへら釣りラインや細号柄の渓流・鮎用ラインには特に抜群の性能を発揮します。
※NSSラインご使用時の注意点
NSS仕上げはソフトな巻き状態となっているため、ご使用方法によってはスプールの中でライン同士が食い込み、ラインが取り出せなくなる場合があります。
NSSを十分に活かすため、ご使用時には以下の点にご注意ください。
【道糸をリールに巻く場合】
スプールの回転を押さえる力を調整し、ラインが食い込まないテンションでリールに巻いてください。
【ハリスを使用する場合】
糸グセを取るときはスプールを持ってラインを伸ばさず、必ずカットしてから伸ばしてください。 -
残量お知らせサポート
リールへ道糸を巻いている途中に、残りの糸がどのくらいあるかの目印が付けられています。
目印の種類(シール・マーキングなど)と位置(残り75mや50mなど)は製品によって異なります。 -
スプールバンド付き
スプールに残った糸がほどけない、糸止め用のスプールバンド付。
一部の製品には使いたい号数がすぐに見つけられる「号数別カラースプールバンド」を採用。
- サンラインは、他社に先がけて主要製品に「強力表示」を行っています。これは品質保証の上において、消費者に対しての最低限の責任であり、また実際に製品を選ぶときに最も重要なデータでもあります。
- サンラインは、釣りの可能性をさらに広げるために、オール魚種、オール釣法に対応できるワイドバリエーション展開を実施しています。
- サンラインは、釣り糸製造のための化学技術開発だけではなく、樹脂加工の技術開発と品質管理技術を研究し、最高品質の製品を追求しています。