計算し尽くされた機能性とマーキングシステム。
ワンランク上の釣りへ、マスラードが導く。
潮馴染みの良さを高める親水性、道糸の操作性を高める撥水性。相反する2つの特性を独自技術「プラズマライズ」 で両立。ストレスがかかる強風・激流下でも意図したタナへ仕掛けを送り込むためにさらなる進化を遂げました。 原糸は「強さと粘り」に定評のHMWナイロン原糸を採用。初代マスラードから続くピンクカラーをベースに、ブラックで挟んだ ダークグリーンを加えた新たなマーキングシステムで、視認性がさらに向上。マスラードが釣りの制度をワンランク上へアップデートします。
久保野孝太郎。マーキングラインへのこだわり。
前回のマスラードⅡを発売した時点で次のモデルチェンジではマーキングを入れようという考えを持っていた久保野孝太郎。 最初は1mや1.5mの部分に見える色を入れてみたが、見えるからマーキングラインとしては成り立っている。だが見た目がカッコ悪く、気に入らなかった。 しかも、そのようなパターンの道糸は他にも存在し何か違いを出したかった。マークの色を逆に見えない黒など・・・・。 そして、色々とやっているうちに久保野はある疑問をいだく。 マーキングの長さは30や50cmのパターンが大半だがそれより長いもは無く、1mや2mもあってもいいんじゃないか?と。
そこで、ベースのピンク3mに対してダークグリーン2mというパターンを試しに造ってみたところ、これがハマった。通常ピンクは見える色では無いが、「エクスパンションエフェクトカラー」を搭載した マスラードのピンクは海面下まではそれなりには見える。その後にダークグリーンが来るが、この色は本当に見えない。よってピンクの道糸が途中で切れて無くなったかの様に見える。そして2m空いてまたピンクが現れる。 本来は「見える」ことを目的としてマーキングを使うが、久保野は「見える」という部分を除外して異端な道糸に仕上げていった。 一色一色が長いためガチャガチャしていなく単色道糸とマーキング道糸の中間的な感じで落ち着きがある。まさに久保野が求めていた色合いだ。

通常のマーキングラインとは異なる意味合いを持たせた新生マスラード。この道糸の使い方として、ハリスとはダークグリーンの部分で結束することを推奨。 見えないハリスの上に突然、派手な道糸が現れたら魚も警戒するので、目立たないダークグリーンにすることでステルス効果があるとのこと。 あれほどにも見えないダークグリーンのため魚からも見えないはず。2mという長さもそのような部分で意味があるようだ。
