ポイントは岸からおよそ2ｋｍのハードボトム帯。周りは何もない砂地のスロープ状フラットに5年前の震災で岩盤が隆起したエリア。ココは毎年5月頃の大潮が絡む日に多くのプリとポストスポーンのバスが一時的に休憩したりペアリングする為のコンタクトポイントとなるので、毎年今か今かとこの日が到来するのを待っておりました。

そしてＧＷの5月5日の大潮の日にプラに入ると、ポストのバスがそこに大量に入っている事を確認する事が出来ました。

この時期のバスは産卵行動が優先なのか？とにかく沖で一休みと言った状態で、通常のワームでのアプローチではそこに居ても中々バイトしてくれないので、メインはシャッドでのリアクションバイトを狙って行きました。

釣り方のキモはボトムを叩き過ぎない水深を泳ぐシャッドを選ぶ事。そして相手となるバスはポストスポーンでワームでは中々口を使ってくれないので、ゆっくりルアーを巻いて来て、出っ張っている岩に小さくヒラ打ちさせてバスの目の前でスローなリアクションでバイトを誘発させて行きます。

この釣りでのもう一つのキモはポイントをしっかりトレースする事。つまりロングキャストする事によりバスが休んでいる岩等のエリアを長距離引っ張る事により、バイトする確率を上げて行きます。ですので、風上からはＰＥを使いシャッドを風に乗せてロングキャスト。

風下からはフロロを使い低い弾道でロングキャストを心掛け、プロダクティブゾーンをしっかり攻め、狙い通りのポストスポーンバスを沢山仕留める事が出来ました。ラインの選択もこの釣りには欠かせないテクニックの一つだと思います。皆さんもサンラインの最強糸と共に是非気難しいポストスポーンを攻略してみてください(^^♪