連日の猛暑により例年になく水温の高い桧原湖で、私が睨んだスポットは水深８ｍのディープの座布団一枚分のハードボトムから湧き出る湧水でした。

前日練習ではフックを折りバイトだけをとる練習をしました。
ダウンショットをピンスポットに落として動かさずにステイすることが一番反応がいいことを発見し、かなりのバイト数を得ることができました。

自信を持ってむかえた試合当日でしたが、夜に台風の影響で土砂降りの雨が降り状況は悪化。湧水パワーは明らかにダウンしているのが魚探から見てとれましたが、必ずまわってくるバスはいると信じてやりきりました。結果７本のバスをキャッチしこのウエイトとなりました。

今回のキモといえるのがラインです。
シューターＦＣスナイパーの1.5ポンドを使い、ダウンショットのシンカーをボトムにつけた状態でラインを張ってワームを浮かせてステイさせるのが高反応でした。通常ならラインを張った状態では極端に反応が悪くなるのがスモールマウスバスですが、1.5ポンドという細いラインを使うことで違和感を与えずにバイトさせることが可能です。

強度も申し分なく、試合中はノーミスでいいリズムで釣りをすることができました。