●フロロ特有の低伸度・高比重でラインスラッグを抑え、テンションフォールでの感度も良いのでアタリも捕らえやすく、表層からボトムまで、あらゆるレンジのカウント攻略に威力を発揮します。さらに高比重がもたらす利点として、糸フケが出にくく潮なじみが早いため、軽いジグヘッドの着底到達時間も早くなります。
●浅溝スプールへのなじみが良くバックラッシュを減らし、わずらわしさを解消します。
●ガイドの摩擦抵抗を減らすＴＲＰ加工＋耐塩水コーティングを施しています。
●リールの巻き量に最適な120ｍタイプ。さらにお得な240ｍ（120ｍマーク）巻きも用意しました。

※平行巻（120m巻のみ）

スモールゲームというカテゴリーに属する魚種のうち、ターゲットとして確立されてきたのがメッキやカマス、チヌ、キビレなどである。しかし、この手のスタイルを楽しむアングラーにとってのフェイバリットターゲットはやはりメバルやアジだろう。
これからこの釣りを始めようとしている方。すでに楽しんでいる方と様々だと思うが“ライトゲーム”というターゲットを小型のプラグやワームなどを使っての巻きの釣り。
そして、フォール×アップを繰り返して誘う釣り。これらは単純な動作ではあるが、単純なだけにその糸の性能や特長が顕著に現れると考えている。
単に柔らかく、しなやかだけでは操作にメリハリがつけ難いときがある・・・トライ＆エラーを繰り返しながら今回、Saltimateシリーズとして新たに誕生した『スモールゲームFC II』。
これからその全てを解説していこう。

一般的にはやや硬めの糸質に位置するだろう今回の「スモールゲームFC II」。
活字で表現すると少し曖昧な言葉になるが少し張りのある糸に仕上がっている。それは操作性を高める為に必要な張りである。
ワームやプラグを任意のレンジで泳がせるときにはもちろんリールを巻き続ける。その際にアクションを起こさせる為の力をしっかりと伝達させるにはラインは一直線の方が当然ながら良い。
しかし、実際に海中では流れや水圧などの自然現象が邪魔をするので完全な一直線は不可能かもしれないが、より“真っ直ぐ”に近づけるためにこの“張り”が必要になってくる。
一直線に近いということはルアーやワームが受ける水圧を感じやすくなると同時に魚が喰った瞬間のバイトの感知も早くなり、アングラーがファイトを優位に進めることも可能になる。
また、リフト＆フォールの釣りでもこの糸質が有利に働く。テンションを緩め過ぎずジグなどをフォールさせるように気を付ける。
後は適度な張りが余分な弛みを排除する手助けをしてくれるので、鯵などの「カツッ」という軽いアタリも感じることができ、積極的にフッキングのモーションへと移ることが出来る。

旧製品（スモールゲームFC）は150m巻きのみのラインナップであった。しかし、市場からの要望などで『無駄になる部分をなくして欲しい…』という声があった為、今回は120m巻き（1lb～5.5lb）と240ｍ巻き（1.5lb～3.5lb）のラインナップとなり、240m巻きはお得になっている。