今期よりフィールドテスターをさせて頂くことになりました高橋洋一です。皆様宜しくお願い致します。

片倉ダム/笹川湖でロッドやルアーテストを兼ねた早春のシャローゲーム。

当日はゆっくりと準備をして8時ごろ笹川ボートより出船。

メインタックルに選んだのはバレーヒルで開発中のロッド バズスレイターに、シューター・デファイヤー アルミーロ15ポンドにバイブレーションプラグLV500GPと、ブラックスケールSXのLアクションベイトフィネスモデルにFCスナイパー7ポンドの2タックル。

水温の上昇とともに動き出したであろうザリガニを意識した展開をイメージしてのチョイス。

まずは春らしいバスを探そうと岬や上流を見て回る。

イメージするエリアは「土＋なだらかなバンク＋シャロー」。
このオダや立木などにバイブレーションプラグやショートダウンショットを絡めて引いてくる。インサイドベンドに位置するエッジの緩やかな岬の30センチ～1.5メーターを角度を変えながらアプローチしていると少しスローにアプローチしていたショートダウンショットに30センチ～40センチクラスのバスがヒットしてくる。

数本キャッチしたところで雨が降ってきたので上流への移動して大型狙いで巻物にチェンジして主要なスポットを流していく。

アウトサイドのチャネルが絞られるエリアのインサイド側に位置するストレートバンクに倒木が絡んでいるエリアを見つけシューター・デファイヤー アルミーロを巻いたタックルでLV500GPを引いてくると倒木に当たった瞬間「ドンッ！」とロッドが絞り込まれ、春らしいボッテリした体でパワフルなファイトを楽しませてくれる。

キャッチしたのはお腹パンパンの40UP。シューター・デファイヤー アルミーロはフロロのそれと違い巻物による過剰なストラクチャーコンタクトと衝撃をマイルドにしてくれ、さらにルアーそのものの動きを殺さず活かしてしてくれる巻物用にとても気に入っているライン。

またTRP加工が施してあるので根ズレにも強く千葉のダムや霞ヶ浦水系などでも重宝するラインなので是非試してほしい。

ここで雨も強く降ってきたので終了とした。全体的に見れば3月末のこの時期にシャローオンリーでゲームが成立し、春らしいボッテリ40アップを含むクオリティーの高い5本をキャッチできたので満足な釣行だった。

皆さんも信頼できるラインとともに春バス探しに出かけてみては如何だろうか。