長崎県は北九十九島にてクラブの大会が開催されました。

今年の九十九島は昨年に比べ半分程度の釣果状況で、規定の5枚を揃えることも難しいほどで、前日も食い渋りが目立ったとか。
九州各地より集結したメンバーの方々は、抽選を経て各渡船に乗り込み、それぞれの思いを胸に磯へと降りていきました。

さて、自分が降りたのは港から程近い地磯。
それでも雰囲気は悪くなく、気合を入れて釣り開始。

目の前の島との水道で潮が速い場所でした。
それでも、風が吹くことも考慮してチョイスした道糸S-Kingがちょうどよくサスペンドしながら、うまく潮を噛んで仕掛けを流していってくれます。

開始1時間半ほどして、道糸が弾け飛びました！
確かな重量感で上がってきたのは、本命で52.7cmのビッグサイズ。
速い流れの中で獲れたことが、この日の展開の大きなプラス材料でした。

さらに潮が速くなり、釣り座を変えながら流しやすいポイントを探っていくと再び道糸が走ります。今度は50.5cmの綺麗なメスが顔を見せてくれました。

今日はもしかすると良型5枚も達成できるか、と思いきやハエ根に邪魔されてのバラシや数度の針掛かり失敗など、やはりうまくはいかないもの。

なんとか3枚目を獲れたことで、検量には出せそうと港に帰ってきました。

結果は3尾 5860gで運よく4位。
数には納得いきませんでしたが、チヌの引きは堪能できました。

この日は予想通り北寄りの風が吹き付けてきましたが、やや比重のある道糸S-Kingが海面下でしっかりと仕事をしてくれました。

まだまだ続くチヌシーズン。
ちぬ競技やファインフロートⅡなど、状況に合わせて道糸を選んでいきたいですね。
もちろん、近日発売予定のGOLDISHも気になります！