2016年一発目は、今年も地元湿原河川の奥地へと出向いてきました。

年末年始の冷え込みが特に厳しく、水量が少なく流れが緩い支流は氷で完全に閉ざされていました。

本流の流れにもフラジルアイスから育った蓮氷が絶え間無く流れ朝のうちの釣りは厳しい状況です。それは当然のことですので、ひとまず釣りはさておき目的地の合流を目指しました。

目的地までは片道約９Km。
移動時間から逆算して出発時間は日の出と同時に設定。
極寒の雪中行軍でキンキンに冷やされますがハイブリッドチェストウェーダーなので、膝ほどの積雪の中を歩行しても冷たくて不快といったことは全くなく快適に進むことができます。

気になるポイントを休憩がてら攻めながら目的地へ。
キャストを終えて移動のためにフックをガイドフットに掛けて歩いて次のキャストをしようとするとルアーとフックが一直線にカチカチに凍ってます(寒)

そんな中、ゆっくりと巻き返している流れの底を丹念に探ると、新年一本目の元気なアメマスが姿を見せてくれました。

足元でのバイトだったので、50cm台半ばのまずまずサイズでしたが数秒のファイトでキャッチとなりました(笑)

ひとまず魚の顔を見ることができたので安心して歩を進め目的地を参拝。
『今年一年お世話になります』と御神酒を捧げてから、来た道を引き返します。
往路で気になっていたポイントにスプーンを投げ込んでいくとワンポイントで連続ヒット。

レギュラーサイズながら氷水の中から飛び出す姿を見て素直に嬉しくなりました。