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シーズン前に再確認!イカメタルのラインセレクトについて!

2021.5.17

 

近年、全国的に盛り上がりを見せる釣りの一つが『イカメタル』

専用のスッテと呼ばれる仕掛を使って主にケンサキイカと呼ばれるイカを狙う船釣りです。

 

初心者でも安定した釣果が出やすく代用タックルでも挑戦できる手軽さと船内でも数十匹以上の差が生まれる奥深さが魅力。

 

主なシーズンは610月頃という場所が多いですがそれ以外の時期でも狙える場所もあります。

仕掛もそこまで複雑ではなく、ラインの先端に鉛スッテを付けその間にドロッパーと呼ばれる浮きスッテを付けるのが基本的なシステムです。

 

そんなイカメタルではスピニングタックル、ベイトタックルどちらも使う可能性がありますが基本的に仕掛けは変わらないので糸の選び方も同じ考え方で通用します。

 

ということで前置きが長くなりましたがイカメタルシーズン前の復習ということで改めてイカメタルのラインセレクトについて話していきたいと思います。

勿論、経験者だけでなく今年から始めてみたいという人も是非ご覧ください。

 

■イカメタルのメインライン

イカメタルで使用するメインラインはPEライン一択です。

ここは迷わずPEラインを選ぶようにしましょう。

 

イカメタルで使用するPEラインだと選択肢として4本編みか8本編みを選ぶことになりますがこれに関しては絶対にこっちが良いというものはありません。

一般的に4本編みは8本編みに比べてコスパ、感度、強度、トラブルの少なさに優れ8本編みは滑り性能、飛距離、フォールスピードの速さ、糸鳴りの少なさに優れます。

 

これに関しては好みの問題という側面も強いので一度ずつ使ってみて判断することをオススメしますが全体的に見ると8本編みが主流になりつつあります。

号数は0.6号~0.8号が基本的な号数です。

 

当然メインラインが太い方が高切れのリスクも低く強度的にも安心して重い鉛スッテを使う事が出来ますが、仕掛けのフォールスピードやアタリの取りやすさから上級者ほど細い号数を選ぶ傾向があります。

 

夜のイカメタルでは時間が深まるにつれて10m前後の浅い水深でも釣れる事もありますが100m近い水深まで狙う場合も想定する必要があるため万が一のライントラブルを考えると最低200mはあると安心です。

 

PEには単色ラインとマーキング付きの物がありますがイカメタルではターゲットのいる層をダイレクトに狙えるほど釣果に繋がります。

ベイトリールだとカウンター付きの物もありますがスピニングリールの場合はカウンターも無いのでマーキング付きのPEラインは必須となります。

 

そんなPEラインの中でも特にオススメなのが『アジーロ ボートファンPE×8』です。

アジーロ ボートファンPE×8

従来のマーキング付きPEは基本的に10mごとのメインマーキングに1m5mごとの短いマーキングが入っています。

この短いマーキングはホワイトもしくはブラックになっていることが多いのですがフグ・タチウオ・サワラといった糸を噛み切る可能性のある魚種が噛む可能性が高いのがこの『短いホワイトマーキング』なのです。

 

そこでこの『ボートファンPE×8』は覚えやすい10m×5色のマーキングに5mごとの短いブラックマーキングを入れることで釣り人が水深を把握しやすく糸を噛み切られるリスクを最低限まで減らすことが出来ます。

 

2021年より発売開始となった新製品ですので是非、お試しください!

 

■イカメタルのリーダー

イカメタルで使われるリーダーは主にフロロカーボンとエステルです。

根ズレに強いフロロカーボンが主流ではありますがサンラインではエステルラインを推奨しています。

イカメタルリーダー SV-I エステル

少し前までは「エステルラインは弱い」というイメージを持っていた方も多いかと思いますがそれは過去の話。

フロロカーボンと比べても遜色無いほどの性能を手に入れています。

 

実際どのくらい違うのかという点については過去のコラムにも書いているので是非、ご覧ください。

イカメタルリーダーSV1エステルはエギングにも使えるのか??

 

他の釣りと違ってイカは魚類の中でも魚とは明らかに違った生き物です。

バイトも口ではなく触手を使ってきます。

 

それ故にアタリは小さく50mより深い水深を狙っている時のアタリは専用タックルでも僅かにしか伝わりません。

その繊細なアタリを少しでも手元に伝えようと思った時にフロロカーボンとエステルの差は顕著に感じる事が出来ると思います。

 

号数は3号を基準が基準です。

メインラインを0.4号、0.5号と細くしている場合はリーダーも2号、2.5号と細くしてバランスを取ると良いでしょう。

 

仕掛の作り方が分からないという人や年に数回しか行かないという人には仕掛版がピッタリです。

イカメタル仕掛 SV-I エステル

エステルのリーダーについてはどちらも年々リピーターが増えている人気商品なので早めに確保しておくことをオススメします!

 

感度だけでなくエステルに変えることで仕掛けが絡まる回数も激減します。

これは体感しないと分からない部分ですが実際かなり快適になるので是非一度お試しください。

 

そんなエステルリーダーですが上記2製品と別にもう一つ持っておくと安心なのが『エステル黒ハリス』です。

エステル黒ハリス

ブラックカラーの良さはフグが多いエリアや時期にこそ生きてきます!

 

PEに限らずリーダーに対してもフグは厄介な存在ですよね。

仕掛を結びなおしてはまた切られ…と繰り返していては効率も上がりません。

 

何度も鉛スッテや浮きスッテを切られてはコスト的にもダメージは大きいです。

そんな状況を少しでも改善できると各地の有名船長が取り入れ始めているのがブラック×エステルのこのハリス!

 

既に『イカメタルリーダーSV-1』を愛用中の方でフグにお悩みの方は是非『エステル黒ハリス』もお試し頂ければと思います。

 

釣って楽しい、食べて美味しいイカメタル!

シーズン前の巻き替えを忘れず今年の釣りも快適に楽しみましょう!

 

 

【ここで紹介した商品は、ラインセレクトページでも取り上げています】