- チヌ
【絶対的に信頼のおける道糸とハリス。俺はこれしか使わない】岩崎秀雄
2025.11.11

私は道糸・ハリスともに「ブラックストリーム」を愛用しています。
道糸は、口太狙いのときに1.75号前後、尾長狙いのときには2.75号前後を基準に、釣り場や天候に応じて使い分けています。
たとえば風が強いときは道糸を2.5号に落としたり、魚が大きくて切られることが続くようならハリスを3号や3.5号に上げたりと、その都度調整します。より太い号数も常に持ち歩いています。
リールのスプールも複数用意しておくのが理想です。魚の活性が高く、次々にアタリがある状況で同じ仕掛けを使い続け、すべてバラしてしまった……そんな経験をした方も多のではないでしょうか。せっかくのチャンスを逃さないためにも、万全の準備を整えておきたいですね。
釣り場によっては、口太狙いでも大型のグレが出ることがあります。さらに鯛やイサキ、強烈に引く外道も掛かります。竿とのバランスを考慮して糸の号数が細かく設定されているので、その中から自分に合う太さを選んでほしいと思います。
ブラックストリームマークXには3メートルごとにマーキングが施されており、カラーは「ブラッキー(約270cm)」+「ファインピンク(約30cm)」の組み合わせです。自分の釣りスタイルに合わせて、スプールへの巻き量を調整することもできます。
松田スペシャル ブラックストリームマークX

私は主に沖ノ島や鵜来島で、大型の尾長グレを狙っています。
このエリアの尾長はとにかく警戒心が強く、なかなか口を使ってくれません。ウキですら見切るほどです。
そんな状況で、私が最も信頼しているのが「ブラックストリーム」です。
その魅力は強さだけでなく、黒潮に自然に溶け込むブラックカラー。魚に違和感を与えにくく、喰わせやすい点が非常に優れています。

さらに、この道糸には撥水加工による水キレの良さと、親水加工による潮噛みの良さが両立されています。磯釣りで厄介な要素といえば風。横風や上滑り、波の影響を受けにくく、仕掛けを自然に流せる。その「今だ!」という瞬間を生み出してくれるのが、まさにブラックストリームです。
魚から見えにくい分、こちらからも視認しづらいですが、ウキの固定位置をピンクのマーキング部分に合わせることで、道糸の角度が見えやすくなります。これは非常に便利なポイントですね。

ハリスのフロロカーボン表面には、プラズマ加工によるゴムのようなクッション性を持つ特殊ポリマー層が施されています。これが衝撃や擦れを吸収し、表面を「根ズレに強い状態」にしてくれます。
実際に私が釣った大型の尾長グレも、磯に擦れて道糸がザラザラになるほどでしたが、ブラックストリームを使って無事にキャッチできました。飲み込まれた尾長グレを取り込めたこともあります。こうした経験の積み重ねが、このラインへの絶対的な信頼につながっています。
ブラックストリームはすでに多くの方に知られた名ラインですが、私は胸を張って誰にでも薦められる製品だと感じています。
メーカーやラインの好みは人それぞれですが、ぜひ一度、この信頼感を体感してみてください。
トルネード松田スペシャル ブラックストリーム

