- ジギング
イサキをエサで…いやいやスーパーライトジギングで狙う!!
2016.6.23
私の携帯が鳴り、表示されている名前を見ると「中村 豪さん」と出ていた。
すぐに出るといつもの明るい声で「お疲れさまぁ~」。
そして、話しを聞くと何やら「ムムムッ‼」な内容でした。
中村テスターの地元であり、ホームグラウンドである三重県志摩市で“イサキ”が爆釣とのこと。
それも、ジギングで‼
実際に磯からヒラスズキなどを狙っていての外道や雑誌、BLOGなどからルアーで釣れているのを見て、体験してはいるものの、それを「狙って釣る」のは半信半疑でした。
連絡をもらい、しばらくして志摩の地を踏んだのは20日の夕方。
そこから中村テスターの自宅へ。
翌日に控えた撮影に備え、内容などの確認。
気が付けばいい時間になっていた為、就寝。
翌朝、窓を雨粒が叩く音で目が覚めた私。
雨や風などを考慮して、出船は13時に変更。
それまでの時間はアシストフック作成やラインの巻き替えを入念に行う。
ジギングと言っても比較的浅い水深を狙うとのこと。
しかし、海底の起伏が激しく、フックのダメージなどが高い為、アシストフックはサイズを変えて多めに揃える。
(このスーパーライトジギングでもPE JIGGER ULT 8本組がベストだそうです!)
昼食を済ませ、和具漁港へ。
そして、今回お世話になった遊漁船はONE‐STEP(ワンステップ)さん。
予報通り昼前には雨はすっかり上がり快晴。
ウネリは残っていましたが、釣りは出来る状況。
ファーストポイントへは港から約10分程で到着。
そこは既に鳥というありがたい先行者の姿が。
中村テスターも「めっちゃええ感じ!」との言葉通り、ジグをキャストしラインをサミングしながらボトムへと送っている途中に大きくアワセを入れると、ロッドが震えながら綺麗に曲がる。
姿を現したのは本命のイサキじゃないですか‼
すぐに2投目。
これもフォール中にHIT。
3投目もすぐにHIT‼
入れ食いですww
また、この釣りで面白いのはボトム中心を探るとハタ類が狙えること。
イサキももちろん美味しい魚ですが、ハタ類も非常に美味で嬉しい魚ですね。
でも、一方で成長するスピードが非常に遅いハタ類。
取り過ぎると枯渇してしまうので、小さいサイズはリリースを心掛けましょう。
(もちろん、今回の撮影でも小さいサイズは全てリリース。)
そして、このオオモンハタ!!
43㎝の素敵な1匹。
それから、珍しいゲストも参加。
カスザメというらしいです。
様々な種類の魚がHITするスーパーライトジギングですが、今回使用したジグは28g~60g 。
水深は7m~30m程で、水深に応じてジグのウェイトや形状、カラーなどをこまめに変更し数を伸ばしていった中村テスター。
イサキを狙い場合は船が流れる進行方向へジグをキャストし、まずはボトムをきっちりとる。
でも、このフォール時にもHITが多発するので、フォール中のバイトを掛ける為にサミングはしっかり行うこと。
これで、バイトは確実に取れる。
さらに、着底もPEを伝わって瞬時に感じる事が出来るので、根がかり回避やロストに繋がる・・・
それも超低伸度のPE JIGGER ULT8本組あってのものなんですがねww
超低伸度PEと言えば水深の深い場所に有利に働く…もちろんそれも正解です!
でも、中村テスターがこのスタイルでPE JIGGER ULT8本組を使って分かったことが『浅い水深でも超低伸度が有利』ということ!
このちょっとした“差”を理解して試してもらえれば、今まで以上の釣果を上げることが可能になると思います。
スーパーライトジギングでイサキを狙うのは8月頃まで可能とのことですが、早めの釣行がオススメです。
興味がある方は行くべしっ!!です。
改めて今回お世話になったのは和具漁港のワンステップさん。
非常に気さくな船長なので初めての方も安心してトライ出来ると思います。
この様子はサンラインオフィシャルムービーにて配信予定です!
ご期待下さい。
【Nakamura’s Tackle Data】
ロッド:スミス オフショアスティック HSJ-S62L
リール:シマノ ステラ4000、C3000SDH
ライン:Saltimate PE JIGGER ULT8本組0.6号、0.8号
リーダー:サンライン ブラックストリーム3号、3.5号
根付糸:ASS PE(フロロ1.5号入)10号
金物1:ASS SUSLING#3
金物2:スミス スプリットリング#3、#4
フック:がまかつ トーナメントグレイトワーム329 #1、1/0