GLOBAL SITE
  • ロック/ライトゲーム

冬のアジングで押さえるべきポイントとは?【藤原真一郎】

2021.1.14

 

皆さんこんにちは、ソルトテスターの藤原真一郎です!

今回は『冬のアジングで押さえるべきポイントとは?』をテーマに冬アジングの考え方や狙い方、オススメのタックルについても書いていきますので是非参考にしてみてください。

 

冬のアジングとは?

 

アジングのシーズナルパターンの中で、「冬」というのはもっとも地域差が現れる季節です。

海水温が低下していく中で、大別すると2つのエリアに分かれます。

ひとつは、シーズンオフのあるエリア。もうひとつは良型や大型の最盛期を迎えるエリアです。

 

 

冬にシーズンオフのあるエリアと良型大型狙いが本格化するエリア

 

海水温が15℃以下になり、冬が本格化する頃には13℃を大きく下回るような内湾や寒流の影響の強いエリアではシーズンオフ、ないしは釣れる場所がかなり限定されるようになります。体感の気温よりも海水温は遅れて下がっていきますが、2月には年間の最低水温の時期に差し掛かり、陸っぱりでの釣果が見られ難くなります。

しかし、それまでは一年の中でも良型が狙えるなど、わくわくする季節でもあります。

 

一方で、海水温が15℃以上、外洋や島しょ部では13℃以上が維持されるエリアでは一年を通じてアジが狙える場所が多く、とくに冬には良型や大型の接岸が本格化します。ギガアジと呼ばれる40cmを超えるようなサイズが陸っぱりから狙える地域もあり、スリリングな季節を迎えます。

 

 

両エリアに共通の傾向

 

このように地域差が生じる冬ですが、共通の傾向はあります。サイズは小型主体であるものの場所もタイミングもあまり選ばずおおらかに釣れやすい夏場に対して、冬は時間や場所、アプローチ方法などが絞られスポット的になりがちです。アジの捕食パターンの癖が強くなる、と言えるかもしれません。

高水温期に全層に散らばっていたアジが、外灯の明かりに集まる水面のマイクロベイトについてパシャッ、パシャッとライズしながら捕食する状況やボトムの少し上で流れて来るものをそぉっと居食いするようなドリフトパターン、夕まずめに小魚を追いかけて接岸し一瞬の時合いに釣れ盛るベイトフィッシュパターンなど、群れや捕食の仕方が単一で強いパターンを構成するようになって来ます。

 

そうしたアジの癖に合わせるために、フロートやメタルジグなどPEラインを使用した遠投系の釣りも面白いのですが、ジグヘッド単体の接近戦について言えば、ウエイトを調整したり、釣り方を変えたりして状況にマッチさせてやると一気に攻略度合いが高まります。

例えば、夏以降、1g2インチのストレートワームでやり通して結果が出ていた釣りを、ライズがあるのにアタリが少ないタイミングでは、0.4g1インチクラスの小さなワームで近距離の極表層をスローに漂わせるのを試してみたり、潮が動くタイミングでは1.5g2gのやや重たいウエイトで沖に生じた潮目の流心やボトムを探ってみたりするなど、アプローチにメリハリを付けてやることで、釣れるペースやサイズが変わる場面に遭遇しやすくなるでしょう。

 

 

ジグ単ゲームに特化した鯵の糸ナイトブルー(エステルライン)

 

 

ジグヘッドゲームには信頼できるラインが不可欠です。強度や耐久性、トラブルレスであることなど求められる要素は多いですが、それに応えられるラインなら快適でアドバンテージと余裕を持ったアジングが展開できます。

「鯵の糸ナイトブルー」は細糸から太い号数までラインナップされたアジング特化のエステルラインです。エステルラインの特長である低伸度から来る操作性やフッキングレスポンスの良さを活かしながら強度的にも非常に安定した糸質を実現しています。

外灯まわりで極軽量ジグヘッドを操るような釣りや、マズメの大型狙いなど、状況に合わせた幅広いセレクトが可能になっています。

 

 

号数セレクトの目安

 

私自身の号数選びの目安としては、まず、ホームである大阪湾の釣りなど1g前後のジグヘッドで18cm25cm程度のアベレージサイズを狙うときには0.35号をメインにしています。強度的には余裕を持たせながら「ナイトブルー」の糸抜けの良さで十分な飛距離を確保。1g前後をメインウエイトに2g程度のジグヘッドの使用が主になる状況で頼りにしています。上記に似た環境では、この0.35号や0.4号辺りが入門者の方にもおススメの号数になります。

(リーダーはスモールゲームリーダーSV-Ⅰの4lbをメインで使用。長さは60cm程度)

 

夏の豆アジングなどエアライトクラスやフェザーライトクラスの超軽量ロッドとの組み合わせで軽快さを楽しむときには0.2号の極細いラインも使います。極軽量なジグヘッドも非常によく飛び、マイクロゲームを最高にライトに楽しむ仕様です。

(リーダーはスモールゲームリーダーSV-Ⅰの1.5lbをメインで使用。長さは40cm程度)

 

逆に、尺オーバーや40cmクラスがメインになったり、期待できたり、狙うときや場所では0.5号をメインにしています。ナイトブルーの太号数はスプール馴染みと操作性に直結する硬さが絶妙で、トラブルレスはもとより飛距離やジグヘッドを沈ませることにもストレスがなく、強度のアドバンテージを受けられるラインに仕上がっています。

駆け上がりやストラクチャーなど、ともすれば根掛かりの危険性があるポイントでの対策としても一度使ってみて頂きたいと思います。おそらく、太号数に対するイメージが変わるはずです。

また、大型が狙える陸っぱりスタイルのボートアジングにもおススメです。

(リーダーはスモールゲームリーダーSV-Ⅰの6lbをメインで使用。長さは60cm程度)

 

 

ナイトサラウンドビジョン

 

「鯵の糸ナイトブルー」にはさらなる特長が存在します。このエステルラインにはUV粒子が配合されており、紫外線に晒されることで青白くネオンのように光ります。

デイゲームでは太陽光によって青系の膨張色となり視認性を高め、また、ナイトゲームでは「ナイトサラウンドビジョン」というライトのUVと赤色のカクテル光を照射することで、目に優しく、しかも視認性を大幅にアップさせることが出来ます。

ナイトゲームでラインやその軌道が見えるというのは大きなアドバンテージです。

 

 

ナイトサラウンドヴィジョンはサンラインショップからも購入可能です!

http://shop.sunline.co.jp/shopdetail/000000000171/ct70/page1/order/

 

 

まとめ

 

冬のアジングはスポット的に場所やタイミング、パターンが絞られる傾向があります。

その特徴を捉えながら、適したタックルと信頼できるラインで快適で爽快な、熱いアジングを楽しんで頂ければと思います!

 

 

 

参考タックル

 

~スタンダードアジング~

ロッド:がまかつ Luxxe 宵姫 天 S511FL-solid

リール:ダイワ イグジストLT1000S-P

ライン:サンライン ソルティメイト 鯵の糸ナイトブルー0.35

リーダー:サンライン ソルティメイト スモールゲームリーダーSV-Ⅰ 4lb

ジグヘッド:がまかつ 宵姫AJカスタム0.21.8g

ワーム:がまかつ 宵姫トレモロAJ2インチなど

 

~豆アジング~

ロッド:がまかつ Luxxe 宵姫 天 S48AL-solid

リール:ダイワ イグジストLT1000S-P

ライン:サンライン ソルティメイト 鯵の糸ナイトブルー0.2

リーダー:サンライン ソルティメイト スモールゲームリーダーSV-Ⅰ 1.5lb

ジグヘッド:がまかつ 宵姫AJカスタム0.21.2g

ワーム:がまかつ 宵姫ノレソレ1.8インチ

    アクアウェーブ 簡刺しアミ1.3インチなど1インチクラス

 

~大型狙い~

ロッド:がまかつ Luxxe 宵姫 天 S61L-solid

リール:ダイワ イグジストLT2000S-P

ライン:サンライン ソルティメイト 鯵の糸ナイトブルー0.5

リーダー:サンライン ソルティメイト スモールゲームリーダーSV-Ⅰ 6lb

ジグヘッド:がまかつ 宵姫AJカスタム0.83g

ワーム:がまかつ 宵姫トレモロAJ2インチ、2.6インチなど

 

・鯵の糸エステルナイトブルー製品紹介ページ

https://fishing.sunline.co.jp/line/303/

 

・スモールゲームSV-Ⅰ製品紹介ページ

https://fishing.sunline.co.jp/line/306/