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【喰い渋るアジもコレで攻略!!カレストで爆釣するアジングゲーム/早田一貴】

2022.8.26

皆様どうも!!サンラインソルトテスターの早田(そうだ)で御座います!!

 

さて、今回私がお送りするサンラインコラムは「真夏~晩夏のアジングゲーム」です。

晩夏のアジングといえばイワシやアミが入っていたりとベイトさえ入ってくればアジも入っている事が多いのですが、その場所がかなり限られる為一般的には非常に厳しい時期と言えます。

 

また、折角アジが入っているポイントを見つけても喰い渋っている事が多く、釣り方も非常に難しい為、真夏~晩夏というのはアジングアングラーも敬遠する方が多い時期ではないでしょうか。

そんな難しいイメージのある「真夏~晩夏のアジング」なのですが喰わせる際に比較的出番が増えるのが「表層~中層の釣り」です。

 

 

カレントストロールについて

この時期のベイトが浮きやすい性質を持つモノが多く、尚且つ水温も20℃中盤~後半になる為、否応なしにベイトが浮くのでどうしても表層よりの釣りが多くなります。このような浮き気味のアジを釣る為のテクニックを今回はご紹介させて頂きたいと思います。

 

表層~中層を意識しているアジに自然に捕食させるテクニック・・・その名も「カレントストロール」(通称:カレスト)といいます。このテクニックは私自身ここ数年に渡り練習し会得したテクニックで、季節を問わず「表層~中層」のアジへ効果的なアプローチが出来ます。

 

 

 

 

この「カレスト」ですが簡単に説明するとバス釣りをする方々は馴染みのテクニックである「ミドスト」や「ホバスト」の応用となります。「ミドスト」や「ホバスト」は言わずもがなラインスラックを用いて行いますがこの「カレスト」もラインスラックを同様に用います。このラインスラックを利用してワームの姿勢を水平に保ちながら任意の層で潮流に流してやるというのが「カレントストロール」となります。

 

カレントストロールの操作方法

操作方法としては「ミドスト」等と同じ様にロッドを上下や左右に振り、そのロッドアクションによりラインスラックを左右に振らせて流れに乗せたワームを一定層キープさせてやりながらドリフト気味に流してやるというのがこのテクニックの全貌です。(※正直最初は結構難しいです())

 

 

カレンストロールのラインセッティング

この「カレスト」を行う上でワームの形状やジグヘッドの形状を気にするのは勿論なのですが、「ラインとリーダー」を気にするのも非常に大事です!!

ただでさえセレクティブなアジに対してアプローチする為のテクニックなので、そもそもアタリが微弱なのですがラインスラックを出す事でアタリがでにくくなる為、「エステルライン」は必要不可欠となります。また綺麗に潮流へ流す為に通常のフロロカーボンリーダーでは無くナイロンリーダーを使う事で自然に漂わせる事が出来易くなります。私自身が使用しているのはメインラインが【鯵の糸エステル ナイトブルー 0.3号】にリーダーが【ハイコンタクト0.8号】です。

https://fishing.sunline.co.jp/line/303/

https://fishing.sunline.co.jp/line/5432/

【鯵の糸エステル ナイトブルー】は言わずと知れたエステルラインの代表的存在でしなやか且つ感度も非常に良いのでアジングにおいて非常に重宝しているラインです。また、リーダーに用いている【ハイコンタクト】は磯釣り用のハリスになるのですが実はテストの段階から使わせて頂いており、ナイロン特有の「潮馴染みの良さ」が非常にこの釣りにマッチしているのです。

 

 

オススメのタックルセッティング

推奨するタックルですが「お好きなモノを・・・」と言いたいところですがあえて言うならロッドは近年の感度重視、掛け重視の先調子のロッドよりもガイド径も一回り大きく少しレギュラー寄りに入ってくれる様なロッドの方がラインスラックを上手く扱い易くなります。

また、リールについては使うラインがエステルラインという事もありローテンションで巻いていける様にローギア、もしくはノーマルギアのモノが良いかなと思います。

 

前述にも記載しましたがこのテクニックのやり方としては「ミドスト」や「ホバスト」の様にラインスラックを上下、左右に振らせる事によりワームに直線的なアクションを与えずに一定層をキープさせるというところは同様なのです。しかし、一点考え方が異なるところがあります。それが前述に記載している様に「潮流に流す」という事。もっと詳しくいえば「アジが居る層の潮流にワームを漂わせる」というのがこのテクニックで非常に大事な要素となります。

 

その為、まずアジの居る層を何らかの方法で見極める事が大事となり、その層や潮流の速さに合わせてジグヘッドのウエイトを選んでやったりワームを選んだりと試行錯誤は必要となります。

 

元々バスフィッシングをやっていて中層の釣りが得意な方々はすんなりと出来る様になるかと思うのですがこういったテクニックが苦手な方々や今まで用いる釣りを行った事が無い方々は会得するのに少々時間が掛かるかとは思います。ですが覚えてみると、アジングでのテクニックで用いられる「ドリフト」の釣りや「ステイ」をさせる釣りよりも非常に効果的なテクニックだと私自身感じています。

 

皆様、ぜひこのテクニックを会得して今までよりも更に幅を広げたアジングの世界を楽しんでください!!

 

 

タックルデータ

ロッド   The Durandal ADS-63SULLZS (Angler’sDiscover)

リール   22ステラ1000SSPG (シマノ)

ライン   鯵の糸エステル ナイトブルー 0.3号 (サンライン)

リーダー  ハイコンタクト0.8号 (サンライン)

ジグヘッド レンジクロスヘッド (土肥富)

ワーム   アジアダー (レイン)

アジリングシェイカー (レイン)