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【磯釣り】遠投で変わるグレ釣りの世界

2023.5.9

 

皆さんこんにちは、磯テスターの圓山一樹です。

 

今回は近年流行しているグレ釣りの遠投スタイルの釣りについて、私なりの見解を書かせて頂きます。

 

【グレ釣りの遠投スタイル】

近年グレ、チヌ釣り共に遠投して釣るスタイルが多い傾向にあるかと思います。

では、どのような場合に遠投をするのでしょか。

ただ自分が遠くで釣りたくて遠投をする方もいると思います。

また、手前の水深が非常に浅くエサ取りだらけ手前に潮がないなども理由の1つに上げられると思います。

遠くでグレを掛けて寄せてくるまでの楽しみと遠くで描ける爽快感はたまりませんね。

近年は、ウキ、マキエ、柄杓等も遠投に優れた物も多く遠投が楽にできる様にもなってきています。

 

しかし、ただ遠投しなければ釣れないとも限りません。やはりグレは潮が第一、後はシモリや海溝などの絶好の住処。これらが当てはまらないと遠投する意味はないと思います。

自分の立ち位置から水深があり足元から潮も飛んでいたりする場合、最初から遠投はしません。

 

足元から潮がある場合は手前からマキエを効かせてわりと近い位置から仕掛けとマキエを合わせていく釣り方でスタートします。それで、毎回すぐにサシエが取られるようならマキエだけ足元に入れ、仕掛けは少しずつ離して投入していき、仕掛けの投入点は結果的に遠投という形になる事はあります。

 

また、手前に何も変化が無く沖にシモリがあり潮も緩い場合はダイレクトに遠投していきます。

手前にスズメダイ等の餌取りが多い時は、足元に大量のマキエをして沖にはマキエ1杯でグレを走らせて合わせる釣り方をします。

この場合は、手前にだけマキエをして大きめのガン玉を打ち遠投してから仕掛けを張ったまま手前に引いてくる。ガン玉はグレが喰ってくる限界までハリに近くしていくなど色々な方法はあります。

 

しかし、厳寒期や時化でサラシがある時などは足元やシモリ周りを丁寧に探っていく方が大型が釣れてくれたりします。

 

手前で小型のグレが釣れる時もすぐに遠投したりせずにタナや仕掛けを変えてみてそれでも無理なら遠投という組み立て方でもいいと思います。しかし、沖に大量にマキエをするとそこら一帯にエサ取りや小型のグレが湧いてしまうので注意が必要です。

浮いてくる時期や場所で沖に大きなグレの波紋が出るようなら狙う価値があると思います。グレはとにかく正確さが求められると私は思うのでマキエの投入点や打ち方、仕掛け、仕掛けの投入点これらで釣果が全く変わってきます。

 

【最後に】

いかがだったでしょうか。今回は、近年流行しているグレ釣りの遠投スタイルについて解説をさせていただきました。

今よりも釣りを上達させたいと思うなら上手な人の釣りを見て学び、学んだ内容を次回の釣行以降にグレが沢山居る所で練習していくのが1番いいと思います。

住んでいる地域で場所の限りはあると思いますがその場所で出る最大サイズを狙って釣るのが上達のコツだと思います。

遠投が必要な時、必要でない時を見極めながらサンラインの糸で楽しいグレ釣り沢山して下さい。