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九州玄界灘ヒラマサジギング遠征

2016.5.9

スタッフ

  • 名前:吉田博史
  • 日時:2016年4月18日〜20日
  • 場所: 福岡県・ 玄界灘
  • 釣果:ヒラマサ、ブリ

今年も九州玄界灘にオオマサ狙いでジギング遠征に行ってきました。

昨年は海況にも恵まれ、予定していた3日間とも出船でき、その最終日に10~16kgのヒラマサを4本獲ることができたので、今年もそれ以上のサイズを目標に4日間の釣行予定で九州に向かいました。

しかし、今年は昨年と比べて青物・真鯛ともに調子がイマイチの時期に当たり、海況も3日間は出船できたものの、初日・二日目は朝から強風に見舞われ、待機後に通常の倍の時間を掛けて釣り場まで向かうような状態で、最終日は出船中止となってしまいました。

そんな悪天候などは遠征釣行には付きものなので、その状況で、めげずにどれだけ自分の釣りをやり切れるかが勝負。メインとなった水深80m~90mまでジグを落とし、時間の許す限りジグをシャクり続けました。

厳しいと言われながらも早いスピードでジグをアクションさせるとヒラマサはアタックしてきてくれ、中層から上まで魚影が映ることも多かったので、底から上までシャクり続けることができると数を伸ばすことができました。

玄界灘ではヒラマサとブリ(ヤズ)が同じエリアで釣れるのですが、スピードのあるアクションを続けるとヒラマサの確率が上がり、適当にシャクっていたり、ストップを入れたりするとブリ(ヤズ)になってしまうという傾向がはっきりと出ていました。

ジグにしっかりとスピードのある動き(一瞬でもいいので早い動きがないと魚が反応しない)を与えるということが渋くなればなるほど大切で、最終日は、乗船していた6名のうち、スピードを与えてジグを動かせる3名にだけ魚は反応し、できない人にはアタリすらないという厳しい現実が待ち受けていました。

ジグもいろいろ試したのですが、ヒラマサを釣るためには、やはりジャベリンのように大きくスピードのあるアクションで飛ばすことができるものが最も好反応でした。カラーは、この時はシルバー系のものが一番安定していました。

ラインは、滑らかさを重視してPEジガーULT 8本組を使用。ジャベリンを早く落とし、スピードをつけてアクションさせるという釣り方に最適でした。
リーダーは、根周りを釣るヒラマサジギングなので、信頼のシステムショックリーダーFCを選びました。

フックはこれまで大物狙いのジギングをしてきて一番信頼できるグランドパイクがお薦めです(今回同行した仲間は小笠原でジャベリンジェット&グランドパイク#5/0で、57kgのカンパチを釣っています)。

ロッドは、ジャベリンにスピードのある力強いアクションを加えるために、スピンジャーカー410、ハイピッチジャーカー410が最適で、玄界灘でのオオマサ狙いには絶対に外すことができないタックルです。
余談ですが、私たちが帰った直後の週末、平戸から五島方面に出た仙台の釣り仲間がスピンジャーカー410を使って12.6kgと9kgのヒラマサをキャッチし、ロッドを絶賛してくれていました。

私は3日間とも数は負けることなく釣ることができましたが、サイズは最大でヒラマサの7kg弱どまりで終了しました。
サイズは目標には届きませんでしたが、今年は3日間ジグをシャクり続けても筋肉痛になっただけで、筋を痛めたりとかの体の故障はなく帰ってこれたので、ジギングの基本的な体力、釣り方は身についてきたと実感しました。

玄界灘へのオオマサ挑戦は、また来年4月になりますが、ここでの経験を仙台湾でのガイド、そして山形の庄内日本海でのジギングに生かしていきたいと思います。

タックルデータ

Saltimate PE JIGGER ULT 8本組

ロッド:ポセイドン PSPJ 410 スピンジャーカー410
リール:ステラSW20000PG
ルアー:ジャベリン(180g,250g)
ライン:PEジガーULT 8本組6号
リーダー:システムショックリーダーFC 80lb
フック:グランドパイク(#4/0,#5/0)
タックル②
ロッド:ポセイドン PHPJ 410 ハイピッチジャーカー410
リール:オシアジガー4000P
ルアー:ジャベリン(180g,250g)
ライン:PEジガーULT 8本組 5号
リーダー:システムショックリーダーFC 70lb
フック:グランドパイク(#4/0,#5/0)