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東京湾ボートアジング

2017.6.26

スタッフ

  • 名前:高橋 洋一
  • 日時:2017年6月24日
  • 場所: 東京都・ 東京湾
  • 釣果:アジ ~28cm

最近ブームの東京湾ボートアジングへ。

全国的にはおかっぱりアジングがスタンダードだと思いますがちょっと贅沢にボートアジングです。今回はラッキークラフトソルト等のテスター澤村さんのボート。同行者にはナマズが引き寄せた縁(笑)のパームス等のテスター小町くんとなかなかないメンバー。

週末ということもあり早めに出船して早めにポイントへ入ることに。

おのおのファーストキャストでファーストヒットと幸先良くキャッチ。これは爆発するのか?と思いきやそうは甘くなく、時合いが短い「大潮の悪夢」が頭を過る・・・。イージーなファーストバイトはどこへやらやはりバイトが遠のく。ボトムからスタートして徐々にレンジを上げていき暗くなり始めたころからバイトが出始める。最初にハメたのは小町くん。2g前後のジグヘッドで釣っていたが0.8gまで軽くして横の釣りを展開するとバイトが多発するパターンを発見し情報共有してくれた。そこからは15センチ前後の豆アジバイトラッシュでアドレナリンがドバドバと流出!!

大人達は贅沢なもので「サイズアップしたい」と豆アジパラダイスを見切り、デカアジを求めてポイント各所を回ってゆく。ポツリポツリとは釣れてくるものの大潮の割には潮が効かず、アジの回遊もいまいち。潮止まりのタイムリミットまであと少しというところで最後のポイントへ到着。

少し沖目の10m前後をバイトが続いている0.8gジグヘッド+フィッシュテール2インチの組み合わせでドリフトさせながら引いてくると2m角ほどのハードボトム?沈みもの?を発見。その上をスライドタッチしながら引いてくるとバイトが多発することが分かった。そこでVハード(フロロハリス)の長さを調整しつつハリスの比重でジグヘッドを安定させ、時折ゆすりながらラインメンディングを行うことで尻上がりにカーブフォールしているジグヘッド姿勢を水平に保ちコンタクトさせる釣りがハマリ20cm~25cmクラスのアジが連発。

この連発にはサンラインのエステルラインである”鯵の糸”でしか実現できない「トレースコース」と「連投」を可能にしてくれたからだと思っている。それは潮の流れとトレースコースを見抜く為の「少しの光量でも得られる視認性」と「ナイロンラインのように扱えるしなやかなエステルライン」だからこそ。

経験上一般的にエステルは軽量ジグヘッドを使用した際にカールや折れなどのトラブルが多発してしまうことが多いのだが体感値としてかなり軽減されている。またアジは青物であり如何に時合いをトラブルフリーで効率的に釣るかが大切だと思う。さらに前述した鯵の糸の性能をさらに伸ばしてくれるハリス”Vハード”を使用したセッティングも大きく貢献してくれている。

その後も潮止まりを迎えてもヒットが続き「キリが無い!」とストップフィッシング(笑)刺身サイズのお土産アジも大量で大満足。さらに、この釣りのエキスパートである澤村さん、小町くんが色々と分かり易いレクチャーをしてくれとても勉強になる釣行だった。

気難しい偏食のアジはとてもテクニカルで縦の釣りも横の釣りもあり、何より食べておいしい魚なのでオススメ。皆さんも脂ノリノリな東京湾黄金アジを求めて出かけてみては如何でしょうか。

タックルデータ

Saltimate 鯵の糸・エステル

トルネード Vハード

ロッド:ブラックスケールSX 62XULFS(新製品)
リール:カーディフ YTフュージョンチューン
ライン:サンライン 鯵の糸 0.3号
ルアー:月下美人ジグヘッド0.8g+ベイトブレス フィッシュテール2インチ

サングラス:ストームライダーSR-009-P8(度入りクリヤーレンズ)