【視覚を研ぎ澄まし、潮をつかむ。スネークピッチカラー搭載。】
前作のブルー&ピンクのカラーピッチ「25cm」をさらに「15cm」にショート化。新たに3m部分にオレンジマークを追加し、進化したグレミチのための「スネークピッチカラー」を採用。
ラインの視認性を飛躍的に向上させながら魚からは警戒されず、釣り人へは、潮の流れ・仕掛の動きをリアルに伝える目感度を実現しました。
強烈な突っ込みに耐える粘り特性に加え、「プラズマライズ」による表面改質により結束強度を向上させました。
●大型グレへの戦略として「2.75号」を新規設定。
●スプールは石灰石から生まれた環境に優しい新素材LIMEXを使用。
城本尚史 「GureMichi」を語る。
ピッチとマーキング
色々と試してんで。グリーン系でやってみようとか。でもしっくりこなかった。
ピッチを短くするほど魚に噛まれたりもするし。派手な色もそう。
それで、結果としてピンクとブルーの組み合わせが魚からは見えにくいのと違うのかな、と。
攻撃したくなる色ではないんやろうな。黒の短いのが一番あかんかった。そして、あかん色や長さというのが分かってきた。
それで出来たのが前のグレミチ。
その時も15cmのピッチは試していたけど、コストが合わなくて25cmでやった。それから製造技術も上がって新しいグレミチでは15cmピッチで出せるようになった。もっと短いピッチも作ってみたんやけど、それはしっくりこんかったな。
試作品はめちゃくちゃ作ったで。30種類以上。見た目もあるやん。釣り人からみてカッコいいとかリールに巻いた時の見た目とかも。
そういった所も拘ったな。
今回のグレミチにはオレンジマーキングも入れてるんやけど、これくらい道糸を出したら仕掛けがどうなったとか、だいたい3m毎にマーキングがあったら感覚的にわかりやすいと思った。パっと道糸を出しただけで3m位はでるからね。
出しすぎた時でも、出し足りない時もわかる。3m位が一番わかりやすい距離。
で、その3mの間のピンクとコバルトブルーのマークでアタリをとるんよ。
15cmのショートピッチマーキングの効果。
僕の釣りは半遊動がメインやけど、それだけじゃない。ウキを沈めたり遠投もする。そうするとウキは見えなくなるから道糸でアタリを取らんといかん。本流を遠くまで流した時も一緒。
穂先から垂れる道糸を見るんじゃなく海の方をみる。魚が引っ張たら、浮かせている道糸と海面に浸かっている部分の境目がフワッと浮き上がるように見える。
これは、単色だったらわからない。前のグレミチの25cmピッチで糸が動くのは分かるんやけど、半信半疑な時もあった。新しいグレミチの15cmだったらツッツっと動いてくれる。だから確信をもって掛けに行くことができる。
喰いがええときはスパーーンと行くから関係ないけど、魚はおるのに喰い込みがわるいときは、そんなアタリを掛けにいけば釣れる。
ピンクとコバルトブルーが交互にパパパっとあって約3mのとこに55cmのオレンジ。このパターンって猛毒をもったウミヘビみたいな色。
だからこれを「スネークピッチカラー」って名付けた。
メッセージ
めちゃくちゃ入れ食いで100匹とか釣ったていうよりも、やっぱりデカい魚。
とか状況が悪い、ほんまに喰わんときに来た一匹と言うのは釣り人みんな、頭の中に映像として残ってると思うんですよね。特にデッカイ魚ね。
ガっつんと掛けたらキューンって糸が鳴って。目の前に海があって、空があって。そこにババババってグレミチのスネークピッチが海面に突き刺さってて。
そんな脳裏に焼き付く映像をグレミチを使って体験して欲しいですね。
では、バイなら!