PEラインと言えばみなさんは何本組を思い浮かべるだろうか。
大半のアングラーが“4本組”もしくは“8本組”と答えるだろう。
PEラインの歴史の中でこの二つがソルトルアーシーンに定着したからだと言える。
しかし、今回SUNLINEと濱本国彦が導き出した答えは、そのどちらでもない。
新たな時代を築き上げる“6本組”という答えである。
4本組は表面のザラツキが強いPEラインで、シーバスゲームにおいてはそのザラツキが「水を受ける・掴む」「風を受ける」。それによって刻々と変わるその場の状況を把握することができ、『コントロール・操作性』がズバリと冴える。
さらに強力や耐久性も高く、8本組と比較しても伸度も低いことから4本組の需要は高い。
8本組はツルっとした指触りが特長的で、摩擦係数も低くなることから「飛距離」や「キャストフィール」に長け、糸鳴りも極めて少ない。
これらの間=両方のメリット兼ね備えている6本組は、ドリフトなどで狙ったポイントへ送り込む際には4本組ほど水を掴み過ぎないため、軽い力でラインメンディングが可能となる。
それによって、自然に漂うルアーに違和感となる動きを与えにくい。
PEの繊維の数も8本組よりも2本少ないことで、繊維の中に保水する水分量も減る。
よってライトな状態を継続しやすい為、正確なキャストコースを演出してくれる。