4月中旬。
サンラインのライン企画チームが向かったのは静岡県。
そして、その地で合流したのは磯テスター・久保野 孝太郎氏だ。

その理由はタイトルでもわかるように、今後発売を予定しているラインのテストの為だ。
本来であればここでラインについて色々と紹介出来れば良いのだが、まだまだ変更点などが多い為今回はお見せできないのが残念だ…

今回のテストに持ち込んだサンプルは道糸２タイプ。
そして、ハリスが１タイプ。
いざ、テスト開始！

と、行きたいところであったが強風の影響で中々上がれる磯がない。
そしてようやく上がったのはこの時風裏になっていた新島。
テストを開始してすぐに尾長メジナ（グレ）から反応があり、連続して４匹ほどキャッチとなった。

しかし、久保野テスターからは『この道糸変えていい？使い難いよ』と一言。
プロト道糸のひとつはこの時点で製品化はないだろう。
すぐさまもう一つのプロト道糸へ交換し、釣りを再開。

軽い仕掛けを邪魔せずに、しっかりと道糸は潮を掴む。
100％理想のバランスとはなっていなかったようだが、ある程度納得の出来る仕上がりになっていたようだ。

また、プロトハリスも感触は良好だった。
HITする魚の多くは尾長メジナ。みなさんがご存知のように歯は鋭い。
ましてや、この海域に生息する尾長メジナは他の海域よりもさらに鋭い歯を持っているとのこと。

何度か鈎を呑まれ、ハリスが完全に歯に擦れながらのファイトになった。
久保野テスターは『絶対に傷が入ってザラザラだろうな』と思ってハリスを見た…
がハリスには傷が全く入っていなかった。
もちろん、ノーダメージではなく少し白っぽくなってはいたが、手で確認しても傷を感じることはなかった。

久保野テスター大絶賛であった。
鈎へ結ふ時の締り具合も粘りながらしまっていく強さとても感じるものだと実感してもらうことが出来た。

今後、100％理想のラインになるようにテストは続きます！
また詳しく書けるときがきたらしっかりアップしたいと思います。