そもそも4BRAIDに比べ8BRAIDはより細かい繊維によって組まれている為、真円に近い構造となり表面もより滑らかなになる。
当然ながらライン表面が滑らかになる=摩擦力が軽減する。どういうことかわかりやすく説明するとツルツルのスケートリンクとザラザラの路面を想像して欲しい。
ある程度予想は付くと思うがザラザラの面で荷物を引っ張るよりツルツルの面で荷物を引っ張った方が軽い力で曳くことが出来る。
この物理をエギをキャストするときに置き換えた場合、エギが飛ぶ力を妨げずに飛距離を稼ぐことが可能となる。
もちろん、4BRAIDから8BRAIDへ変えるだけでも単純に飛距離はアップする。しかし、それでは「8BRAIDを超えた新たな8BRAID」でもなく山田ヒロヒトが求めたラインでもない。
このPE EGI ULT HS8の特長はSSP(スムースサーフェイス加工)を施したことで光学顕微鏡を通してラインの表面を確認した際も極めて微細な繊維の毛羽立ちすらみられないということ。
これによって繰り返し行われるキャストでも気持ち良くエギがポイントまで到達する為、ストレスを溜めずに釣りに集中できる。
そうする事で1日のうちに僅かしかない場合もある地合を逃さずに済む。