週末は日本全国、大寒波が訪れる予報が出ていたため、土曜日の釣行を急遽変更して、前日の金曜日に釣行した。平日のため釣り人も少ないだろうと出港地である港に到着すると、１０人以上の釣り人がおり、今シーズン好調の牛深を象徴する形であった。

今日の瀬渡船の当番瀬は沖ノ瀬一帯であったが、出港してまもなくうねりがあり、波も高いため、沖ノ瀬一帯には２組しか渡礁することができず、私たちは中ノ瀬への渡礁となった。

私は中ノ瀬の南側に位置する無名瀬に渡礁したが、北風とうねりのためのサラシが大きく、餌もとられないまま３時間が経過し、瀬替わりとなり、ウ瀬に渡礁した。本命ポイントは北風のため竿出しできず、風裏からの竿出しとなった。

瀬替わりから６時間たっても餌取りもいない厳しい状況だったため、ハリス１号・針３号とし、午後４時に道糸にわずかな変化があり、やっと１匹目となる３７ｃｍの腹パンパンの口太グレをゲット。

視認性・操作性がよく、適度な張りが作りやすい競技マスラードとトルネードコング１号のコンビであったため、わずかな変化と細ハリスで対応できた釣果であったと思う。
当日は、どの磯でも釣れておらず、貧果に終わったが、サンラインの細ハリスでこれからも挑戦していきたい。