4月も中旬を過ぎると季節風が弱まり渡船機会が増えてくる三宅島。
今年は17℃台で水温が安定しており、いつ大型のメジナが出てもおかしくない状況でしたが、風向きと潮向きのバランスが合わず、良いコンディションの根に渡れない日が続いていました。
この日は東寄りの風、潮も三宅島から神津島に向かって流れる東からの流れ、連れ潮になるため海況も穏やかで釣りやすいコンディションでした。
さらにこの日は石鯛師が1名もおらず、通常では石鯛師に譲る「テラス」に入ることができ仕掛けを流しやすい釣り座を取ることができました。
60.5㎝は30ｍほど沖の流れとサラシの切れ目のヨレで食いました。
58㎝は潮の流れが弱くなったせいで沖目に広がるサラシの先に大遠投して50ｍ以上沖で食いました。
複雑な流れや数十メートル単位で広がるサラシの中に的確に仕掛けを流しこみ、更に細かな変化を目視で確認するためには視認性と直進性に優れたラインは絶対不可欠です。