例年は毎月２回釣行を実行してきたが今シーズンは片手では足りないくらいの時化釣行中止に悩まされていたところ、午後から凪予想の当日、やっと沖磯の香りを感じることができた。

道中はコンビニののぼり旗も靡くことなく、ウキウキドライブを楽しんだが、港に近づくにつれて少しずつ風を感じ、出船後、船中は波に揺られながらの釣行となった。
予定していた沖磯は厳しいかなぁと思いながら、地磯周辺に釣り人を下ろした後、船首は沖磯を目指していた。その後、無事に沖の平瀬に渡礁できた。

仕掛けを作り、マキエを打ち始めたが魚の気配はなし。
さらには北風が強く道糸がとられ、非常に釣りづらい状況であった。
そこで、１号のウキに変更し、浮き下１０ｍのタナをせめると、ウキにわずかな変化がでた。

穂先で軽く誘うと道糸がはじかれ、３５ｃｍ口太グレを釣ることができた。
その後、同じ場所を探るが餌がとられることもなく、時間だけが過ぎていった。
ふと、左側を見ると風が弱くなってきたため、程良いサラシがありサラシがひいた瞬間に仕掛けを投入すると、マキエ柄杓を持った瞬間に竿引きのあたり。

数回の強烈な締め込みのあと４４ｃｍの尾長グレが姿を現した。
さらに同じ場所をせめると４０ｃｍの尾長グレを追加することができた。
その後は潮目や瀬際などを攻め、４匹の口太グレを釣り、納竿とした。