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【初心者~中級者向け】その釣り間違っていませんか?/圓山一樹

2022.11.11

皆さんこんにちは、サンライン磯テスターの圓山一樹です!

 

今回は、「初心者~中級者の方に向けてよく起こしやすいミス」をQ&A形式でまとめたのと「オススメの道糸とハリス」について解説していきたいと思います。

 

Q仕掛けの投入点は?

Aまず狙っているポイントにいきなり投入するのは絶対間違いとは言えませんがなるべく避けたいですね。

 

潮が流れているなら潮上から仕掛けをしっかり馴染ませて狙ったポイントに仕掛けが到着した時点でちゃんと馴染んでいる事が大切だと思います。タナの深さに応じて仕掛けの馴染ませる距離を計算して流していくと良いと思います。

 

Qマキエの打ち方は?

A最初にしない方がいいのは遠投することですかね。

理由は、ポイントが遠くなる程釣り辛いですね。併せてあちこちにマキエを撒いてしまう事も避けたいですね。そこら辺一帯がエサ取りだらけになってしまいますから。

 

マキエの位置これは結構難しいですが大切な事ですね。やはり潮上から潮下の狙っている所に効かせたいので、ポイントが遠くならないようになるべく手前から撒いていく方がいいですね。

横流れなら少しでも潮上に撒くとかしないと、もしも自分の立っている足元が最高のポイントなら前や沖に撒くと意味ないですからね。

シモリの位置やエサ取りの動きで狙っている魚が見えるならそれに合わせていかないといけませんね。なのでマキエを打ち込むポイントは近い方が釣りやすいと思います。

 

Qエサ取りのかわし方は?

Aめちゃくちゃ難しいですね。ですがあちこちらに撒き散らかすのはやめたいですね。

これが間違いとかはないと思うので、だいたい交わせるであろうやり方を自分なりに説明させて頂きます。

 

「ハリで交わす場合」

チヌ狙いの場合フグが多いと思います。

コレらは大きめのガン玉をハリの近くに打ち、早めに仕掛けを立たせてチヌの口元へいかに早くサシエを届けるかを考えると良いと思っているので中途半端なガン玉はあまり意味を成しません。ハリも大きくしてなるべくフグに飲まれなくするのも良いかと思います。

またチヌも浮いている魚体が居ますが、底付近をウロウロとサシエを探している大物も居ますので、釣るエリアが砂地の場所なら海底に這わせてフグを交わしつつ大物を狙ってみても面白いかもしれません。

 

グレ狙いの場合は、大きなむき身などコレも中途半端より大き過ぎるんではないかと思うくらいのハリでも良いと思います。

グレも口を開けたら結構大きいですからシビアな時期でない限りハリも大きくても食ってきますが、逆に小さなハリで小さなエサで軽い仕掛けが効果的な場合もあるので臨機応変に変えてみて下さい。

 

「マキエで交わす場合」

チヌ、グレを狙うにしてもフグやキタマクラ等が多い時は、アジやサバも多いことがあるので厄介です。なのでこれらは逆にマキエを沖に撒いて、自分の狙いを手前のシモリ周りやなるべく浅い所を中心に狙っていきます。

またエサ取りが少ないサラシが有ればサラシにしっかりとガン玉を打ってその中を攻めるのもいいと思います。チヌもグレも大型がサラシにいる事がありますので、潮が緩い場合はマキエを1ヶ所ど真ん中に入れてみて下さい。

しかしここで注意しなければいけないのが、サシエだけ漂っていると逆に目立つのでエサ取りの餌食になってしまいます。なのでマキエはとにかく丁寧に撒くことを心がけて下さいね。

 

Q狙ったコースに向けてのライン操作の仕方は?

Aやっぱり投げっぱなし、やりっぱなしは間違いですかね。

まずは投げた後に着水寸前でリールに指や手を添えて止めてあげます。こうする事でサシエ、ガン玉、ウキ、道糸、竿先がなるべく一直線になるよう心がけて投入してあげましょう。すると馴染んでいる途中でも魚が食ってくるのがより早く竿に伝わってきます。

 

次に道糸が馴染んだのを確認してから道糸を置く位置を調整していきますが、馴染んでないのにラインを無駄に動かすと狙いのコースをズラしてしまいます。なのでしっかり馴染んでからウキをなるべく動かさないように道糸を持ち上げたりしながらなるべく一直線になるようにを心がけてみて下さい。

 

そして道糸を一直線にしたら竿先を潮下より潮上に向けます。ただ、手前の潮がキツく道糸を持っていかれるようであればウキの近くまで道糸を持ち上げたまま流せば大丈夫ですが、こういった場合は仕掛けが浮き上がらないよう重たい仕掛けにしておきましょう。

釣りを始めて経験の浅いうちは3B5Bといったウキの仕掛けが良いと思います。理由は自分の決めたタナまでしっかり入れやすいからです。

 

釣りをしていて風がキツい場合はなるべく早く馴染ませるために竿先を海面近くにするか、竿先が海面に触れているくらいで流しましょう。このように道糸を操作しないと風の吹いている方に道糸が膨らんでしまい仕掛けが手前に帰ってきてしまったり、馴染まないまま流してしまい狙いのタナに入ってないままポイントを過ぎてしまいます。なのでこの場合は思っている所より遠くに仕掛けを投入して風で帰ってくるのを計算しておくと狙ったタナに仕掛けを入れることができるので参考にされてみて下さい。

 

【オススメの道糸】

道糸は最初の頃は色の付いた見えやすいラインが良いかと思います。1.75号くらいでだいたいの釣り場は大丈夫ですし、あまり太いと風の強い時は風に取られてやりにくいと思うので、1.75号から始めるといいと思います。

 

その中で道糸は【ビジブルフリー】【ビジブルトマト】【Osyareがオススメです。

https://fishing.sunline.co.jp/line/108/

 

https://fishing.sunline.co.jp/line/22305/

 

良く見えてリーズナブルですし、波止場でする際は特にOsyareがオススメです。

https://fishing.sunline.co.jp/line/5425/

 

全層等で釣る場合等で色の部分でアタリがとりやすいと思います。

 

【オススメのハリス】

オススメのハリスは【トルネードVハード】ですね!

https://fishing.sunline.co.jp/line/23841/

 

スプールから取り出した際に巻き癖が少なく使いやすく、スレなどにも強力なラインです。実際に使ってみて、使いたい一つ下の号数でも大丈夫ではなかろうかと思うくらい強力なラインです。

ですが最初は確実に1.5~1.75号くらいを使っていく方が良いと思います。最初のラインセッティングとしては、ハリスが1.75号の場合は道糸2号で組んだ方がウキ等のロスは少ないと思います。また、道糸が1.75号ならハリスを1.25~1.5号にするといった感じです。

 

 

そしてこのラインセッティングを実際に使いどんな魚でもかけたら釣り上げましょう!

それが今後の自信に繋がるので大きなエサ取りでも最後まで釣り上げましょう。エサ取りのボラ等なら少し号数を下げて狙ってみてかけて釣ってみる。エサ取りだと馬鹿にせずその日の本命が釣れない時は大きなエサ取りでも見えればそれを狙うのも技術の向上に繋がります。

 

また個人的に「細いハリスでもこんな大きな魚が釣り上がるんだ」という経験が大切だと思います。

エサ取りなら大胆なやり取りができると思いますし、本命は逃したくないと思うでしょうから少し太めの仕掛けで最初は挑み、経験を重ねて少しずつ号数落としていけば良いでしょう。

また太いからといって釣れない訳ではありませんので太い号数で釣るのも技術の一つです。仕掛けやマキエの投入点等色んな事が全て成立して釣った魚には大きな喜びを感じることが出来ると思います。

 

ぜひサンラインの素晴らしいラインを使ってビックフィッシュを釣り上げてみて下さいね!